「ゆで豚のホイコーロー」を作りました。
キューピー3分クッキング、石原洋子さんのレシピです。
本来回鍋肉はゆでた豚で作るものなのだそうで、「ゆで豚で作るこの回鍋肉レシピは手間をかけても作りたくなるとびきりのおいしさがある」と紹介されていたので、「それは作るしかない!」と思い早速作ってみることにしました。
主な材料は豚バラ肉(塊)、長ネギ、ピーマン、キャベツ、甜面醤、豆板醤です。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
ゆで豚(200gを使用) 豚バラ肉(塊) 400g 長ねぎ(青い部分) 5cm しょうがの薄切り 1/2かけ分 塩 小さじ1/2 キャベツ 5~6枚(400g) ピーマン 3個(120g) にんにく、しょうが 各1/2かけ 豆板醤 小さじ1/2
▼合わせ調味料 ○甜麺醤 大さじ2 ○酒 大さじ1/2 ○しょうゆ 大さじ1/2
塩 小さじ1/2 ごま油 小さじ1
●油 作り方
- ゆで豚を作る。鍋に豚バラ肉を入れ、かぶるくらいの水(約3+1/2カップ)を加えて火にかける。沸騰してアクが出てきたらざっと除き、長ねぎ、しょうが、塩を加え、ふたをずらしてかけ、弱火で20~30分ゆで、ゆで汁の中で粗熱をとる。
- (1)のゆで豚は5mm厚さに一口大に切る。キャベツは大きめの一口大に切る。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、一口大の乱切りにする。にんにく、しょうがは薄切りにする。
- 合わせ調味料の材料を混ぜ合わせておく。
- 中華鍋に油大さじ1を熱し、にんにく、しょうがを入れて弱火で炒め、香りが立ったら豆板醤を加えてさっと炒める。ピーマンを加えて1分ほど炒め、キャベツを加えてさらに2~3分炒める。塩をふり、ゆで豚を加えて炒め合わせる。
- キャベツがしんなりしたら、(3)の合わせ調味料を加えて炒め、全体がなじんだらごま油をまわしかける。
引用元:キューピー3分クッキング 石原洋子さん「ゆで豚のホイコーロー」2017.03.14
では、作ってみます。
「ゆで豚のホイコーロー」を作ってみました!
ゆで豚を作る
鍋に豚バラ肉を入れ、かぶるくらいの水(約3+1/2カップ)を加えて火にかけます。
沸騰してアクが出てきたらざっと除き、長ねぎ、しょうが、塩を加え、ふたをずらしてかけ、弱火で20~30分ゆで、ゆで汁の中で粗熱をとります。ゆで汁で粗熱を取るのがポイントなのだそうです。
ゆで豚は5mm厚さに一口大に切っておきます。
その他の下ごしらえ
キャベツは大きめの一口大に切ります。
ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、一口大の乱切りにします。
にんにく、しょうがは薄切りにしておきます。
合わせ調味料(甜面醤、酒、しょうゆ)の材料を混ぜ合わせておきます。
炒める
中華鍋に油大さじ1を熱し、にんにく、しょうがを入れて弱火で炒め、香りが立ったら豆板醤を加えてさっと炒めます。
ピーマンを加えて1分ほど炒め、キャベツを加えてさらに2~3分炒めます。
塩(小さじ1/2)をふり、ゆで豚を加えて炒め合わせます。
火加減は特にアドバイスがなかったので、中火の強火から強火で炒めています。
キャベツがしんなりしたら、合わせ調味料を加えて炒め、全体がなじんだらごま油をまわしかければ完成です。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
定食屋さんに負けない味
ゆで豚はバラ塊なのですが、茹でてあることで油っぽさが程よくおちているので食べやすく、柔らかいです。
豆板醤は気持ち少な目にしたので、辛いのが苦手な私でも問題なく食べられました。
そのままで食べると甜面醤の風味が効いた気持ちしっかり味なのですが、ご飯と一緒に食べるとそのおいしさがさらに割増しになります。
家庭ではホイコーローといえば豚のスライス肉などで作ることが多かったのですが、ゆで豚であることでぐっと本格度が増していて良かったです。
ゆで豚の食べごたえはあるけど柔らかいところが普段と違うごちそう感にもなり、定食屋さんで出てくるホイコーローにも負けないような、家で胸をはって出せるバッチリおいしいホイコーロー料理になっていました。
おいしかったです。
気になったところ
豚肉が微妙に余る
このレシピ、400gのバラ塊を使って使うのは200gだけなんです。
「なんでだろう?」と不思議に思いつつ調理してみたら、茹でて250~300gに量が減って、そこから200g使うという風になっていました。私の場合は50gほどお肉が余ってしまったので、次回は350gのお肉で使い切ろうかな?と思いました。
ただしこの点に関しては冷蔵庫に4日ほど保存が可能で、塩やマスタードを付けて食べたり、サンドイッチの具にしても良いとアドバイスがあったので、余った分の使い方にも言及されていて良かったです。
火加減も説明があったらなお良かった
あと、野菜を炒める時間の目安が書いてあるのが良くて、レシピの通りの時間で炒め具合も上手にできました。ただ火加減について言及がなかったので、その点も書いてくれていたらもっと良かったです。
私は中の強め~強火で、ずっと鍋を振りながら作っていました。放送で何か言及していないか、チェックしておきます。【追記】特に火加減のアドバイスはなかったです。
結論:定食屋さんに負けないおいしさ。ひと手間かける価値のある、ばっちりおいしいホイコーローでした。
おすすめレシピ!
手作りゆで豚で作る回鍋肉レシピ。
茹でて程よく脂が落ちたゆで豚は存在感がありながら食べやすさもあり、こまやスライス肉で作る回鍋肉とは一味違う本格さとごちそう感がありました。
「回鍋肉食べたいな~」とリクエストされた時に胸を張って出せるような、定食屋さん並みのおいしさが出せる回鍋肉になっていました。
味付けは普通の普通から気持ちしっかりぐらいなのでそのままでも食べられるのですが、ベースの甜面醤はしっかりさのある味わいなので、おかず単品で食べるよりはご飯と一緒に食べてより真価を発揮するおいしさだといえるでしょう。
食べる時はぜひ白いご飯と一緒に!とすすめたくなるレシピでした。
また作りたいです。