「まぐろの照り焼き」を作りました。
きょうの料理、栗原はるみさんのレシピです。
主な材料は刺身用まぐろ、すだち、大根です。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
まぐろ(刺身用) | 2さく(約350g) |
●酒・みりん | 各カップ1/4 |
●しょうゆ | 大さじ4 |
すだち(漬け汁用) | 1コ |
大根おろし | 200g |
すだち(半分に切る) | 2コ分 |
作り方
- しょうゆだれをつくる。鍋に酒とみりんを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして約3分間煮詰める。火を止め、醤油を加える。
- まぐろは1つのさくを半分に切り、ジッパー付きの保存袋に入れる。1のたれとすだちの輪切りを加え、冷蔵庫に半日以上おく。
- 2の汁けをよくきり、両面焼きの魚焼きグリルの網に並べ、両面に焼き色がついて火が通るまで、強火で5~10分間焼く。片面焼きの場合は、途中で裏返し、同様に焼く。器に盛り、たっぷりの大根おろしと半分に切ったすだちを添える。
焦げやすいので様子を見ながら火加減を調整する。
情報元:きょうの料理 栗原はるみさん「まぐろの照り焼き」2017.03.09
では、今回は半量で作ってみます。
栗原はるみさんの「まぐろの照り焼き」を作ってみました!
つけダレ作り
鍋に酒とみりんを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして約3分間煮詰めます。
火を止め、醤油を加えます。
酒とみりんを煮詰めることで、まぐろが水っぽくならず味がうすまらないのだそうです。
【追記】
このタレは栗原さんが醤油だれと呼んでいるタレで、お浸しや納豆に使っても良いし、ブリやサーモンを付けて作ってもおいしいと話していました。
半日以上漬けておく
まぐろは1つのさくを半分に切り、ジッパー付きの保存袋に入れます。
しょうゆだれと、漬け汁用に輪切りにしたすだちを加え、冷蔵庫に半日以上おきます。
すだちが苦手な場合は、すだち無しでもよいと話していました。
今回は約18時間漬けました。つやつやしていて、このままでもおいしそうです。
焼く
まぐろの汁けをよくきり、両面焼きの魚焼きグリルの網に並べ、両面に焼き色がついて火が通るまで、強火で5~10分間焼きます。
【追記】網をあらかじめ加熱してから焼くと、くっつかないと話していました。
片面焼きの場合は、途中で裏返し、同様に焼きます。
焦げやすいとのことだったので、何度か様子を見ながら焼きました。
5分後はまだまだな感じです。
約10分後、いい焼き色になりました。
器に盛り、たっぷりの大根おろしと半分に切ったすだちを添えれば完成です。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
美味
食べてみると少しだけはねかえるような弾力もあって、肉がほぐれやすい厚切りハムのような、存在感と味わいがある印象を残します。でもちゃんとお魚料理になっています。
身はすじにそって、ほろっと綺麗にほぐれます。
焼き色が付いた部分の醤油味の香ばしさが後に引いて、所々すだちのさわやかさがほんのわずかにわかりますが、前には出てきません。あくまで主役はマグロになっているところも良いです。
生臭さやパサつきは全く感じず、おいしかったです。
マグロの漬けが「ねっとり感と柔らかさのある、ご飯をかきこみたくなるおいしさ」だとしたら、こちらの照り焼きは「量は多くないのだけれど、白いご飯に少しずつのせてゆっくりじっくり噛みたくなるような、味わいのあるおいしさ」でした。
大根おろしがあるとよりさっぱりとはするのだけれど、そんなに味付け自体が濃いというわけでもなかったです。
ごはんのおかずとしてたべるなら、おろしなしでも十分に満足できる味になっていました。
簡単
あとは半日以上浸けておく必要はあるものの、手順自体は浸けて置いて焼くだけなので、簡単なところが良かったです。
その上、魚だけど骨がないのが地味にうれしくて、骨を気にせずに食べれるところも嬉しかったです。
気になったところ
材料が割高
4人前でまぐろ2さく、さらにすだちもつかうのですが、量としてはサバの味噌煮より少し小さいくらいなので、材料費は少し割高かな?という印象でした。
とはいえ、生臭さや硬さは全然感じなかったので、安売りのまぐろを買ってきてこの料理に変身させるならおおいにありだと思いました。
グリルを使う
あとはグリルって洗うのが面倒なので「グリル無しでも作れたら・・」というのは思いました。でも実際に作ってみると、グリルで焼いたことによる焦げた部分が焦がし醤油のような味わいを残すので、グリルを使って作る意味のある料理になっていました。
まぐろがくっつきやすかった
あと、ひっくり返す時に身がくっついてしまいやすく、身が柔らかいからほぐれてしまいやすい点だけ注意が必要でした。
特に片面コンロで焼く人は、ひっくり返すときは慎重ににやるようにするとよかったです。
【追記】
最初に網を温かくしてから焼くとくっつかないとアドバイスがありました!
タレの利用法を提案してくれたらなお良かった
漬けダレは特に使い道の提案がなかったので、もしこのままほかの事に利用ができるなら一言アドバイスをもらえたら、なお良かったです。
結論:臭みやパサつきもなく、醤油だれとすだちで味わい+。安いマグロを見つけたら、これはいいレシピですよ。
おすすめレシピ!
刺身用マグロをすだち入りしょうゆだれに浸けて焼く、照り焼きレシピ。
あらかじめ漬けておく時間は必要ですが、手順自体は簡単で作りやすかったです。
焼き色がついた部分の醤油の香ばしさが後をひいて、白いご飯と一緒にじっくり食べたくなるような、味わいのある料理になっていました。
まぐろといえば漬けが好物だったのですが、この照り焼きも好きになりました。
安いまぐろを見つけたら、また作りたいです。