「レンジ五目おこわ」を作りました。
きょうの料理、栗原はるみさんのレシピで、ホタテの水煮缶を使って作るレシピです。
主な材料はもち米、帆立の水煮缶、たけのこ、にんじん、しめじ、油揚げです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
もち米 400ml(カップ2) だし カップ1*帆立て貝柱の缶汁と合わせて。
【A】 酒 大さじ1 みりん 大さじ1 うす口しょうゆ 大さじ1 塩 小さじ1/2
帆立て貝柱の水煮 (缶詰) 1缶(固形量55g) にんじん (細いもの) 1/2本(100g) しめじ 1パック(100g) ゆでたけのこ (小)1コ(80g) 油揚げ 1枚 木の芽 適宜 作り方
- もち米は洗って20~30分間水に浸し、ざるに上げて水けをよくきる。にんじんは皮をむいて3~4mm厚さの輪切りにする。しめじは根元を取って小房に分ける。たけのこは長さを半分にして3~4mm厚さの薄切りにする。油揚げは熱湯にサッとくぐらせて油抜きし、軽く絞り、横半分に切ってから5mm幅の細切りにする。帆立て貝柱は缶汁をきってほぐし、缶汁はとっておく。
〈★メモ〉お祝いのときには、にんじんを花型で抜くとパッと華やかになる。- 帆立て貝柱の缶汁と合わせただしに、【A】を加えて混ぜ合わせておく。
- 大きめの耐熱ボウルに1のもち米を入れ、しめじと帆立て貝柱をのせて2を注ぐ。ふんわりとラップをして、電子レンジ(600W)に8~9分間かける。
〈★メモ〉ここで、きのこと帆立て貝柱のうまみをだしに移す。- レンジから取り出して手早く混ぜ、にんじん、たけのこ、油揚げを加えて軽く混ぜる。再びラップをして、さらに電子レンジ(600W)に4~5分間かける。
- レンジから取り出して全体を軽く混ぜ、ラップをしてそのまま約5分間おいて蒸らす。器に盛り、好みで木の芽を添える。
引用元:きょうの料理 栗原はるみさん「レンジ五目おこわ」2017.03.09
では、作ってみます。
栗原はるみさんの「レンジで五目おこわ」を作ってみました!
下準備
もち米は洗って20~30分間水に浸し、ざるに上げて水けをよくきります。
にんじんは皮をむいて3~4mm厚さの輪切りにし、しめじは根元を取って小房に分けます。
たけのこは長さを半分にして3~4mm厚さの薄切りにし、油揚げは油抜きして軽く絞り、横半分に切ってから5mm幅の細切りにします。
帆立て貝柱は缶汁をきってほぐし、缶汁はダシと合わせて1カップにしておきます。
にんじんを花型にすると華やかになると話していたので、花型で挑戦です。
レンジ調理
帆立て貝柱の缶汁と合わせただしに、調味料【A】を加えて混ぜ合わせておきます。
大きめの耐熱ボウルに1のもち米を入れ、しめじと帆立て貝柱をのせて出し汁を注ぎます。
ふんわりとラップをして、電子レンジ(600W)に8~9分間かけます。
ここできのこと貝柱の旨味をダシにうつすのだそうです。
レンジから取り出して手早く混ぜ、にんじん、たけのこ、油揚げを加えて軽く混ぜます。
お米はまだ硬くて半生かな?という固さです。
再びラップをして、さらに電子レンジ(600W)に4~5分間かけます。
レンジから取り出して全体を軽く混ぜ、ラップをしてそのまま約5分間おいて蒸らします。
上の画像はレンジから出して混ぜた後の様子なんですが、まだ気持ち硬いような気もします。
しかし最後の約5分蒸らしで、ぐっとおこわらしい質感がでました。
器に盛り、好みで木の芽を添えれば完成です。
木の芽がないので三つ葉を添えました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
簡単
レンジに材料を入れて加熱していくだけなので、火も使わずで調理が楽でした。
基本のおこわのようなシンプルな味
ほたての煮汁のうまみはそこまでわからなかったのですが、ホタテの身自身の味わいは残っているので、時々帆立を感じる瞬間があります。
おこわならではのもちもちした粒感もありますが、蒸し器でつくったものよりも少し軽い食べ上がりに感じました。野菜は下味がついていないのでほとんど素材そのものの味で、ダシと素材の味で楽しむシンプルな味わいの、簡単な基本のおこわにありそうな味になっていました。
気になったところ
レンジで作るなら満足だけれど、やっぱり蒸し器にはかなわない
おこわが大好きな私の正直な感想としては、レンジで簡単につくれるという面から見ればぼちぼち満足できたのですが、やっぱり蒸し器で作って売ってるものにはかなわないという感想でした。やはりあのもちもちだけどべちょっとしない粒感はなかなか再現できないですね。
蒸し器で作るおいしいおこわが10だとしたら、おこわ度は6~7くらいという感想で、炊飯器といい勝負というところでした。
レンジでおこわといえば以前牧弘美さんのレシピで作ったこともあるのですが、牧さんの方がより蒸したおこわに近いしっとりさと粒感があっておいしかったです。
二つのレシピはどこが違ったんだろう?とじっと見てみたら、お米やダシの分量、加熱の総量はほとんど違いがなかったのですが、浸水時間が牧さん1時間、栗原さんが20~30分になっていました(私は今回30分コースでした)。
確かに表面は柔らかくなっていたのですが、芯の部分がところどころがもうすこししっとりしていても良かったかなと思うところがあったので、もしかしたら浸水時間が関係していたのかな?と思いながら食べていました。
具材に味がついていないのが良くもあり悪くもある
後は具材には下味をつけないので、最後の加熱だけでは火は通るのですがダシの味は野菜に染みませんでした。良く言えば優しい味ともいえるのですが、あらかじめ下味がついていたらもっとおいしかったかもと思いました。
結論:簡単に作れるおこわレシピなら悪くないけれど、次回からこれにしよう!というところまでは心が動かず。シンプルな優しい味が好きな人に。
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
火は使わずに電子レンジだけで作れる、簡単おこわレシピ。
野菜には下味をつけず出汁で味わうシンプルな味付けで、基本の簡単おこわのような優しい味付けの料理になっていました。
ただ、手軽さでいえば良いレシピなのですが、蒸し器のおこわが大好きな私としてはおこわらしさは「レンジなのでまあこれくらいなら。」と思うような消極的に頷くような粒感で、このレシピでまた作りたいというところまでは心が動かなかったです。