「塩鮭の粕鍋」を作りました。
キューピー3分クッキング、石原洋子さんのレシピです。
主な材料は塩鮭、酒粕、みそ、絹厚揚げ、じゃが芋、しめじ、玉ねぎ、せりです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
塩鮭(甘塩) 3切れ(300g) 酒粕 100g みそ 大さじ3~4 絹厚揚げ 1枚(200g) じゃが芋 2個(300g) 玉ねぎ 1個(200g) しめじ (大)1パック(200g) せり 1わ(100g) 水 5カップ 昆布 (5cm角)1枚 作り方
- 塩鮭は1切れを2~3つに切る。絹厚揚げは熱湯にさっとくぐらせて油抜きをし、一口大に切る。
- じゃが芋は皮をむき、大きめの一口大に切る。玉ねぎは縦半分に切り、1.5cm幅のくし形に切ってほぐす。しめじは石づきを除き、小房に分ける。せりは根元を切り落とし、3cm長さに切る。
- 厚手の鍋や土鍋に分量の水と昆布を入れ、中火にかける。沸騰したら、玉ねぎ、じゃが芋を入れ、ふたをして8~10分煮る。
- ボウルに酒粕をちぎり入れ、(3)の煮汁を少量加え、少しおいてふやかし、みそを加えて溶かす。
- (3)のじゃが芋に竹串がやっと通るくらいになったら、塩鮭、しめじを加えて煮立て、さらに厚揚げを加えてひと煮にする。(4)を加えてさっと混ぜ、せりを入れて煮えたものから食べる。
引用元:キューピー3分クッキング 石原洋子さん「塩鮭の粕鍋」2017.02.17
では、作ってみます。
「塩鮭の粕鍋」を作ってみました!
下準備
塩鮭は1切れを2~3つに切ります。
絹厚揚げは熱湯にさっとくぐらせて油抜きをし、一口大に切ります。
じゃが芋は皮をむき、大きめの一口大に切ります。
玉ねぎは縦半分に切り、1.5cm幅のくし形に切ってほぐします。
しめじは石づきを除き、小房に分けます。
せりは根元を切り落とし、3cm長さに切ります。
煮る
厚手の鍋や土鍋に分量の水と昆布を入れ、中火にかけます。
沸騰したら、玉ねぎ、じゃが芋を入れ、ふたをして8~10分煮ます。
酒粕を溶かす
ボウルに酒粕をちぎり入れ、(3)の煮汁を少量加え、少しおいてふやかし、みそを加えて溶かします。
今回は板でもペーストでもよいとのことだったので板をちぎって使ったのですが、おたま1.5杯分ほど煮汁をいれてもお湯が冷めてしまいふやけそうになかったので、500Wで1分30秒ほど加熱しました。
丁寧に溶かして、味噌を加えました。
じゃが芋に竹串がやっと通るくらいになったら、塩鮭、しめじを加えて煮立て、さらに厚揚げを加えてひと煮します。
溶いた酒粕味噌を加えてさっと混ぜ、せりを入れて煮えたものから食べていきます。
できました。
では、いただきます。
(ここからは辛口レビューです。)
感想
良かったところ
セリのさわやかさがアクセントで良かった
セリの爽やかさが通り抜けるような味のアクセントになっているので、とろみとどろみのあるスープを食べていても重く感じないところは良かったです。セリの組み合わせの良さが印象的でした。
体がよく暖まった
あとは酒粕の効果なのか、普段の鍋に比べて終始いつもよりもポカポカしていました。そして食べ終わった後少しして、ほろ酔いしたような気分になりました。
気になったところ
独特の味ははっきり好みがわかれる
今回味噌は大3.5で試したのですが、やや酒粕の方をしっかり感じる味わいでしたが、味加減は濃すぎず薄すぎずで良かったです。
ただ、クセのある独特の発酵した味がベースなので、おいしいと思う人とあんまり味が好みじゃないという人でわかれてしまいました。
カス汁のようにちょっとした汁物として飲むなら大丈夫なのですが、お鍋となると食べる量も増えるので、一度食べるとしばらくはいいかなと感じてしまう部分がありました。「これがかす鍋というものなんだな」というところ止まりで、もう一度食べたいというところまでは行かなかったです。
酒粕を使った料理に親しみのある人や、元々お酒が好きという人には気に入りやすいお鍋ですが、ちいさい子や酒粕食品は好んで食べないという人には、あまり味自体が好きじゃないと思われてしまうかもしれないお鍋だと思いました。
少なくとも王道タイプの鍋ではなかったです。
酒粕がちゃんと解けなかった
あとレシピ通りに作ったのですが酒粕がちゃんと解けず、結局レンジを使いました。
板で使う場合には、私よりももっと細かくちぎるようにするとよかったです。
結論:お酒が好きな人や酒粕の甘酒が好きな人なら〇。独特の風味に好みがわかれやすいです。
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
セリのさわやかさがアクセントになる、具だくさんの酒粕鍋。
酒粕の独特の発酵した味わいは好みがわかれるので、元々酒粕を使ったものが好きという人が集まるときに作るには良いけれど、家族で食べる鍋レパートリーを増やしたくて作るのには少しリスクがありました。
とはいえ、酒粕が好きな家族はおいしかったと喜んでいたので、好きな人なら試す価値はあるでしょう。