「餅入り茶碗蒸し」を作りました。
みんなの今日の料理、栗原はるみさんのレシピです。
主な材料はゆり根、切り餅、卵です。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
切り餅 2コ ゆり根 1/2コ(正味50g)
【卵液】 卵 4コ だし カップ3 みりん 大さじ3 塩 小さじ1
【あん】 だし カップ1/2 うす口しょうゆ 小さじ1 みりん 大さじ1 塩 少々 かたくり粉 小さじ1 水 小さじ1
柚子(ゆず)の皮 適量 作り方
- 餅は1コを6等分に切る。ゆり根は1枚ずつはがしてよく洗い、柔らかくなるまでゆでてざるに上げる。
〈★メモ〉ゆり根は大きさによってゆで時間が変わるので、数分間ゆでたら食べてみて、ホクッと柔らかくなっていれば大丈夫。- 【卵液】をつくる。だしにみりんと塩を加えて溶かし、熱ければ粗熱を取る。卵を割りほぐして、泡が立たないように静かにだしを加え混ぜ、目の細かいざるでこす。
- 耐熱の器に餅とゆり根を等分に入れ、2の【卵液】も等分に注ぐ。スプーンの背で表面の泡をなでるように消し、器を1コずつラップでふんわりと覆う。
- 蒸気の上がった蒸し器で、弱めの中火で10~15分間蒸す。
〈★メモ〉この茶碗蒸しはとても柔らかいので、表面がフルフルと固まれば蒸し上がり。だしが冷たい場合や器が厚い場合は蒸し時間が長くかかることがあるが、様子をみて、蒸しすぎないようにする。- 4の蒸し上がりに合わせて【あん】をつくる。小鍋にだしを温め、うす口しょうゆ、みりん、塩で調味し、煮立ったら水で溶いたかたくり粉でとろみをつける。蒸したての4の表面に【あん】をかける。柚子の皮を薄くそいだもの(へぎ柚子)を添える。
引用元:みんなのきょうの料理 栗原はるみさん「餅入り茶碗蒸し」2016.01.12
では、作ってみます。
ゆり根と切り餅の茶わん蒸しを作ってみました!
下準備
餅は1コを6等分に切っておきます。
ゆり根は1枚ずつはがしてよく洗い、柔らかくなるまでゆでてざるに上げます。
味見してホクッと柔らかくなっているのが目安だと話していました。
余りのゆり根も一緒にゆでて、塩をふって食べました。
卵液作り
卵液をつくります。
だしにみりんと塩を加えて溶かし、熱ければ粗熱を取ります。
卵を割りほぐして、泡が立たないように静かにだしを加え混ぜ、目の細かいざるでこします。
蒸す
耐熱の器に餅とゆり根を等分に入れ、卵液も等分に注ぎます。
スプーンの背で表面の泡をなでるように消します。
器を1コずつラップでふんわりと覆い、蒸気の上がった蒸し器で、弱めの中火で10~15分間蒸します。
家に蒸し器がなかったので、鍋に台と水を入れて代用しました。
しかし、「短い方の10分なら問題ないだろう」と中火の弱火10分コースでほったらかしにしておいたところ・・
ガーン!すが入ってしまいました。
今度は10分より短い時間にして何度か確認しながら蒸したら、うまくできました。
表面がフルフルと固まるくらいが蒸し上がりの目安だと話していました。
あん作り
茶わん蒸しの蒸し上がりに合わせてあんを作ります。
小鍋にだしを温め、うす口しょうゆ、みりん、塩で調味し、煮立ったら水で溶いたかたくり粉でとろみをつけます。
蒸したての茶わん蒸しの表面にあんをかけ、柚子の皮を薄くそいだもの(へぎ柚子)を添えれば完成です。
できました。
では、いただきます。
(ここからは辛口レビューです。)
感想
良かったところ
あん入りで品良くまとまってる。ユリ根がいい!
ゆりねのほっくりした食感と甘みが茶わん蒸しとの相性が良いです。
卵液の部分も手作り感のある柔らかさで文句なしのおいしさで、あんかけのおかげで味がより本格的になって、でも味の濃さは濃すぎないから、全体的に品良くまとまっています。
1人前おもち1/2枚なので少しおもちを食べたいという人にもいいですし、「お正月」「茶わん蒸し」というテーマの料理ならどんぴしゃの料理だと思いました。
おもちは形は保っているけど食べるととろけたような柔らかい食感になっていています。ユリ根ほど衝撃的ではなかったけれど、こういう食べ方もありだなと思いました。
半分はうまくできずにすがはいってしまいましたが、それでもおいしかったです。
気になったところ
蒸し加減が難しかった
今回は蒸し器ではなく鍋で代用の蒸し器を使ったのもあったので、レシピ通りの10分だとすがはいってしまいました。こまめに様子を見ると蒸気が逃げてしまうので少し時間が増えてしましたが、私はその方が綺麗に出来上がりました。
あくまで時間は目安として考えておいた方がうまくいきやすかったです。
結論:お正月にぴったりの茶わん蒸し。ユリ根の食べ方も魅力的でこれは来年も作りたいです。
おすすめレシピ!
あっさり優しい、だけど正月仕様な茶わん蒸しはお正月用に覚えておきたいレシピの一つになりました。あんかけ付きで手作り感があるけど本格さも感じさせる、品のある優しいおいしさにまとまっていたところが良かったです。
ゆり根ってただ蒸して食べても十分おいしいけれど、茶わん蒸しに入れてもほっくり感はそのままで茶わん蒸しの優しさとよく合っていたので、この食べ方も魅力的だと思いました。
私は代用の蒸し器を使ったせいか10分でもすが入ってしまったので、次回作るときはもう少し短い時間で様子を見て調整しようと思いました。
来年のゆり根の時期になったら、また作りたいです。