「安い肉が舞茸でホロホロになる、名店の様なビーフシチュー」を作りました。
損する人得する人の、サイゲン大介さんのレシピです。
安い肉でもホロホロになる上お店の味だと絶賛されていたので、早速作ってみました。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料
牛すね肉 | 500g |
舞茸 | 100g |
●水 | 大2 |
●塩 | 小1/4 |
●砂糖 | 大2 |
市販のルー | 80g |
玉ねぎ(すりおろし) | 50g |
バター | 大1 |
コショウ | 適量 |
酒 | 50ml |
水 | 850ml |
ローリエ | 1枚 |
付け合わせの野菜 | 適量 |
はちみつ | 大1/2 |
穀物酢 | 大1/2 |
作り方
- 大きめのひと口大に切った牛肉にフォークで穴をあけ、保存袋に入れる。
- みじん切りにした舞茸、調味料●(塩・砂糖・水)を加えて軽くもみこみ30分漬けておく。
- 鍋に分量の水、酒、ローリエを入れて、舞茸ごと肉をいれる。
- 蓋をずらしてかぶせ、1時間30分煮込む。(煮汁が半分くらいになるのが目安)
- アクと一緒に舞茸を取り出し、すりおろしたタマネギを加える。さらに市販のルーとバターも大1も加える。
- キャラメル酢を作る。耐熱容器にはちみつと酢をかき混ぜて、600Wのレンジで1分50秒加熱する(※実際に作ったところ、様子を見て時間調整したほうがいいです。)
- 鍋に色のついたキャラメル酢を入れ、軽くかき混ぜ、好みでコショウ適量をふる。
- お皿に盛り付け、付け合わせを添えれば完成です。
情報元:あのニュースで損する人得する人 サイゲン大介さん「ビーフシチュー」2016.12.30放送
では、作ってみます!
「安い牛肉でお店の様なビーフシチュー」を作ってみました!
お肉の下準備
牛すね肉は大きめのひと口大に切ってフォークで穴をあけ、保存袋に入れます。
私が今回使ったのは100グラム約140円くらいの、普通にスーパに売っていた煮込み用すね肉です。サイゲンさんは100g約120円のお肉を使っていました。
すね肉って牛肉の中では比較的安いんですね。
みじん切りにした舞茸、調味料●(塩・砂糖・水)を加えて軽くもみこみ、30分漬けておきます。
まいたけのたんぱく質分解酵素のおかげでお肉が硬くなるのを防ぎ、うまみもアップすると話していました。
煮る
鍋に分量の水、酒、ローリエを入れて、舞茸ごと肉をいれます。
蓋をずらしてかぶせ、1時間30分煮込みます。
煮汁が半分くらいになるのが目安だと話していました。
基本弱火で微調整しながら加熱しました。
一時間半後はこんな感じになりました。
アクと一緒に舞茸を取り出し、すりおろしたタマネギを加え、さらに市販のルーとバターも大1も加えます。
キャラメル酢作り
コクだしに使うキャラメル酢を作ります。
耐熱容器にはちみつと酢をかき混ぜて、600Wのレンジで1分50秒加熱します。
事件発生
しかし、ここで事件が起きました。
レンジをセットしてアクとりをしていたら、なんだか酸味の強い匂いがたちこめてきたんです。
ん?と思いレンジを見ると、レンジからゆげが出ています。
あわてて開けてみると・・
う、うわーっ!
そして・・・
完全に焦げました。
ということで、キャラメル酢を作るときは私のようにほったらかしせずに、絶対に様子を見て作ったほうが良いです。目安は濃いめのあめ色ぐらいです。
二回目は1分ぐらい加熱した後10秒ずつ追加して、様子を見ながら作ったところうまくできました。
鍋に色のついたキャラメル酢を入れ、軽くかき混ぜ、好みでコショウ適量をふります。
お皿に盛り付け、付け合わせを添えれば完成です。
できました。
では、いただきます。
(ここからは辛口レビューです。)
感想
良かったところ
お肉がほろほろ一歩手前
安物のお肉で本当に柔らかくなるのか?というところが最大の関心だったのですが、番組で話していたようにほろほろとおはしでほぐれる所まではいかなかったものの、ナイフとフォークで切るのは楽々ぐらいには柔らかくなっていました。
確かにお店で食べるビーフシチュー・・ランク的にはファミレスよりは断然上で、1500円で頼んだビーフシチューがこんな感じでも納得できるくらいに柔らかかったです。
食べた時の柔らかさは変な筋や硬さはなく、「何か硬いものがある」というようなことが全くない、食べていて安心・満足できるような、質が良い柔らかさでした。
ホロホロまではいきませんでしたが、スーパーに売っていた普通の肉を使って作ったとは思えないくらいに出来は良く、ほろほろの手前ぐらいまで柔らかくなっていたところは印象に残るおいしさでした。
家でここまで柔らかくできるなら満足ですし、家族からも好評でした。
お店の様な味
あとシチューも濃厚さと深みがあって、お肉とあわさるとお店の味といわれていたのも納得できました。
「普通に家庭で作っていてはこうはできないだろう」という出来上がりになっていて良かったです。
気になったところ
ソースが焦げた
キャラメル酢は時間通りにやったら私の時は焦げてしまったので、絶対レンジの様子をみて加熱したほうがいいです。様子を見ながら少しずつ時間追加したらうまくできましたよ。
普通より濃厚
あとは使うルーにもよるかもしれないんですけど、シチューの部分が普通よりは少し濃厚なんですね。手作り感のあるおいしさよりも外食で食べるようなぎゅっと詰まったソースの方が近い感じです。
なので、濃厚系が好きな人にはぴったりですが、そうでない人は最終調整で水などで伸ばしても良いと思いました。
次回作るときは様子を見ながら、自分好みに最終調整して作ろうと思います。
ルーが使い切りできない
あとはスーパーで売っているものだとルーが微妙に残ってしまう点が気になりました。分量通りだと普通より少し濃いめなので、無理やり入れるという事も出来ないし、ここはしょうがない所でもあるでしょう。
マイタケはどうしたらいいのだろう
あと、アクとりの際に舞茸をとってしまうんですが、その後どうするのかまったく説明がないんです。何か食べ方のアドバイスを一言くれていたら文句がなかったんですが、その点は不満に感じました。うちは結局汁ものやおかずに入れて食べました。
スピードメニューではない
あとは浸けるのに30分、煮るのに1時間30分かかるので、スピードメニューではなかったです。
結論:濃厚さのある本格ビーフシチュー。ほろほろ1歩手前ぐらいまでお肉が変身しました
おすすめレシピ!
おはしでほどけるようなホロホロにはなりませんでしたが、その一歩いて前位まで柔らかくなっていて、ナイフで切るのは楽々な柔らかさでした。
変な硬さや筋のある部分もなく、ソースも普通より濃厚に仕上がっていて、お店で出てきそうな味というのには頷けるくらいにお肉が化けていていました。
ルーや舞茸が余ってしまうというデメリットもありましたが、それを差し引いてもこのおいしさは覚えておきたいレシピでした。
レンジのキャラメル酢は焦げやすいので、様子を見ながら加熱したほうがいいところだけ注意ですよ。