「ポークソテーとチーズ入りマッシュポテト」を作りました。
みんなの今日の料理、土井善晴さんのレシピです。
主な材料は豚肩ロース肉です。
では作り方と作った感想です。
内容
作り方
ポークソテーの作り方
材料(4人分)
豚肩ロース肉 (3cm厚さ 2枚 *1枚約250g。 クレソン 適宜 塩 約10g 塩 約10g *1枚に約5g。 こしょう 適量 サラダ油 大さじ1 つくり方
- 豚肉は冷蔵庫から出して30分間ほどおいて常温に戻す。
- 焼く直前に、豚肉の重さの2%の塩(1枚に約5g)とこしょうを両面にふる。
〈★メモ〉肉汁やうまみが流れ出ないように、筋切りなどはしない。- フライパンにサラダ油をひいて豚肉を入れ、油が動いてジワジワと小さな音がするくらいの火加減で15~20分間ほど焼く。途中、にじみ出た脂が多いと焼き色がつきにくくなるので、紙タオルなどで取り除く。
〈★メモ〉じっくりと片面から火を通すつもりで焼く。火加減は、途中で焼き色を確かめながら調節する。- 3を返し、反対側の色が変わる程度に5分間ほど焼く。
- 4を取り出し、10分間ほどおいて余熱で火を通す。
〈★メモ〉すでに火は通っていますが、しばらくおくことで完全に火を通す。- 温めた皿に付け合わせの「チーズ入りマッシュポテト」などとともに盛る。好みでクレソン、「ゆり根の炒め物」などを添える。
〈★メモ〉肉を焼いている間に付け合わせを仕上げ、皿に切り分けた肉とともに取り分ける。引用元:みんなのきょうの料理 土井善晴さん「ポークソテー」2017.01.04
チーズ入りマッシュポテトの作り方
材料:4人分
じゃがいも | 4個(600g) |
モッツァレラチーズ | 2個(1個120~130g) |
牛乳 | 1カップ |
バター | 20g |
塩 | 小1/3 |
こしょう | 適量 |
作り方
-
- じゃがいもは皮をむいて3~4等分に切り、鍋に入れてたっぷりの水を注いで強火にかける。煮立ったら火を弱め、金串がスッと通る位にやわらかくなるまで20分ほど茹でる。
- 1の湯を切り、木べらなどでざっくりつぶし、バター20gを加えてなじませる。
- 2を弱火の中火にかけ、塩小1/3とこしょう適量を加え、牛乳を加えてのばす。
- モッツァレラチーズはひと口大に切っておく。
- 3がひと煮立ちしたらモッツァレラチーズを入れ、弱火でさらに5分間チーズを溶かせば完成です。
情報元:みんなの今日の料理 土井善晴さん「チーズ入りマッシュポテト」2017.01.04
では、作ってみます。
土井善晴さんの「ポークソテー」を作ってみました!
下準備
豚肉は冷蔵庫から出して30分間ほどおいて常温に戻しておきます。
肉を焼く
焼く直前に、豚肉の重さの2%の塩(1枚に約5g)とコショウ適量を両面にふります。
この時、肉汁やうまみが流れ出ないように、筋切りなどはしないのがポイントだと話していました。
フライパンにサラダ油をひいて豚肉を入れ、油が動いてジワジワと小さな音がするくらいの火加減で15~20分間ほど焼きます。言葉通りの火加減だと、私の場合は弱火でした。
途中、焼き色が綺麗につくよう、にじみ出た脂は紙タオルなどで取り除きます。
チーズ入りマッシュポテトを作る
お肉と並行しながらマッシュポテトを作ります。
じゃがいもは皮をむいて3~4等分に切り、鍋に入れてたっぷりの水を注いで強火にかけます。煮立ったら火を弱め、金串がスッと通る位にやわらかくなるまで20分ほど茹でます。
湯を切り木べらなどでざっくりつぶし、バター20gを加えてなじませます。
弱火の中火にかけ、塩小1/3とこしょう適量を加え、牛乳を加えてのばします。
ひと煮立ちしたらひと口大にきったモッツァレラチーズを入れ、弱火でさらに5分間チーズを溶かせば完成です。
出来上がりは柔らかめでも、盛り付けて時間が経つと硬くなってくると話していました。
肉を仕上げて盛り付ける
肉を返し、反対側の色が変わる程度に5分間ほど焼きます。
そして肉を取り出し、10分間ほどおいて余熱で火を通します。
特にアルミホイルをかぶせるなどは書いてなかったので、そのまま置きました。
温めた皿に肉を盛り付け、付け合わせのチーズ入りマッシュポテト、好みでクレソン、ゆり根の炒め物などを添えます。ゆりねの炒め物はないので冷蔵庫にあったものを添えました。
できました。
では、いただきます。
(ここからは辛口レビューです。)
感想
良かったところ
ロース肉の大ぶりな食べ方が良かった
ロース肉を使うときはチャーシューで薄切りにすることが多かったのでので、これをそのままステーキにするのは初めてでした。
4人前で2枚なので1人分に切り分けると0.5枚(だいたい130gくらい)になってしまうんでうが、それでも見た目が大ぶりにみえて豪華に感じる所がよかったです。
肉は加熱不足で追加加熱したりレンジ加熱したんですが、それでもパサついたり硬くなったりという事もなく、普通よりはおいしかったです。
塩コショウ味がしっかりついているのでそのままでも食べられますが、付け合わせのチーズポテトを乗せて一緒に食べても良かったです。
気になったところ
肉の焼き方が参考にならなかった
個人的に大きな不満となったのがこの点です。
お肉はスーパーに売っていて重さは一番近いものを選んで、レシピ通りに時間も守って調理をしました。
さらに豚肉は心配なので念のため少し多めに焼いたんです。ところが切ってみると火がちゃんと通りきっていない部分がありました。
原因としては、私の買った肉がグラムは近いけど厚みが3センチよりもおそらく厚かったのではないかと思います。
なので作る時は重さだけでなく厚みも見ておいてほうが良かったです。
レシピには「火加減は、途中で焼き色を確かめながら調節する。」とは一応書いてあるんですが、私みたいな素人だと具体的に中の通り具合はどうやって確認するのかとか、そういう肝心な所が分からないです。
知識のある人なら良いですが、自分には焼き方が参考にならなかったです。
筋切りをしないので食べにくい部分があった
あとは最初に筋切りをしないので、一部かみきりにくい部分がありました。
筋切りをしないからこそのおいしさもあったのだと思いますが、私はなるべく安心して食べられる方が好きなので、違うレシピを探したいと思いました。
材料費を考えるとモッツァレラチーズ入りは作りにくい
あとは付け合わせのチーズポテトにモッツァレラチーズを使うのですが、4人前で作るとチーズだけで500円以上かかってくるんですよ。
お肉だけだと味付けが塩コショウだから、確かにマッシュポテトのようなお肉にからめる付け合わせが欲しくなるのですが、このレシピは材料費的にリピートには気が引けてしまいました。
マッシュポテトの味はチーズをいれたことで、チーズの脂肪分の様な独特のコクが後味に出ていて、モッツァレラを入れたのが分かる人にはわかる味になっていました。
ただ、材料費と天秤にかけるとわざわざ高価なモッツァレラチーズを買ってでもまた作りたいという突き抜けるおいしさは感じなかったです。むしろチーズのコクがお肉と合わせると後半はクドく感じてきてしまうので、個人的にはもっとあっさりめのマッシュポテトの方が好きでした。
逆に、濃厚系のマッシュポテトがいい人には良いでしょう。
結論:私にとっては焼き方が参考にならない所が大きなネックでありストレスになった
味は(おすすめに近い)ふつうレシピ!
大きく切ったお肉は1人前に切り分けても見た目に豪華さがあるので、この食べ方自体は魅力的だと思いました。
チーズポテトは出来立てだとチーズの糸感が口の中で少しだけわかりますが、基本的には隠し味的な存在になっていて、後味にチーズの脂肪分の様なコクがプラスされた、どちらかというと濃厚系マッシュポテトでした。
ただ、今回自分が作った限りではレシピ通りでは加熱が足りず、肉の厚みが違ったらどうしたらいいのか、うまく焼けるための確認の仕方について言及がない所、結局焼き直しで家族を待たせてしまったところが苦い思い出になってしまいました。
おいしいおいしくない以前にうまくできなかった点が気持ち的に大きなマイナスで、調理も含めた総合的な感想としてはイマイチに近いといいたくなる内心でした。
塊のお肉を焼き慣れていない人は、私みたいにならないように厚みもチェックしておくとよいでしょう。