「鶏大根」を作りました。
キューピー3分クッキング、小林まさみさんのレシピです。
主な材料は鶏もも肉、大根、しょうがで、味付けに豆板醤などを使います。
このレシピは大根を下茹でせずにごま油で炒めてえぐみを取るのですが、うまくできるか気になります。
では作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
鶏もも肉 2枚(500g) (しょうゆ、酒各大さじ1/2 片栗粉大さじ3) 大根 1本(1kg) しょうが 2かけ(20g) 豆板醤 小さじ2/3 水 3カップ 鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ1 オイスターソース 大さじ1 砂糖 大さじ1 酒 大さじ2 しょうゆ 大さじ1+1/2 こしょう 少々 ●油、ごま油 作り方
- 鶏肉は筋や余分な脂をとり除き、一口大に切る。しょうゆ、酒をふって、室温に10分おく。
- 大根は長さを3等分に切り、厚めに皮をむき、縦4つに切り、一口大の乱切りにする。しょうがは皮をむいて薄切りにする。
- 中華鍋に油大さじ1を熱し、(1)の鶏肉に片栗粉をもみ込み、皮目を下にして並べ、強めの中火で2~3分焼く。返してさらに1~2分こんがりするまで焼いていったんとり出す。
- 中華鍋をさっとふき、ごま油大さじ1と大根を入れて強めの中火で炒める。油がまわったら豆板醤、しょうがを加えて全体になじむまで炒める。分量の水、鶏ガラスープの素、オイスターソース、砂糖、酒、しょうゆ、こしょうを加え、(3)の鶏肉を戻し入れ、ひと煮立ちさせる。
- アクをすくい、落としぶたをして、ときどき混ぜながら大根がやわらかくなるまで中火で30~40分煮る。落としぶたをはずして火を強め、煮汁がほぼなくなるまで混ぜながら煮つめる。
引用元:キューピー3分クッキング 小林まさみさん「鶏大根」2017.01.05
では、作ってみます。
「鶏大根」を作ってみました!
下準備
鶏肉は筋や余分な脂をとり除き、一口大に切り、しょうゆ、酒をふって室温に10分おいておきます。片栗粉はまだ入れず、炒める直前にまぶします。
大根は長さを3等分に切り、厚めに皮をむき、縦4つに切り、一口大の乱切りにします。
しょうがは皮をむいて薄切りにします。
中華鍋に油大さじ1を熱し、鶏肉に片栗粉をもみ込み、皮目を下にして強めの中火で2~3分焼きます。
返してさらに1~2分こんがりするまで焼き、いったんとり出します。
中華鍋をさっとふき、ごま油大さじ1と大根を入れて強めの中火で炒めます。
このひと手間で、下茹でしなくても大根のえぐみがなくなるのだそうです。
油がまわったら豆板醤、しょうがを加えて全体になじむまで炒め、分量の水、鶏ガラスープの素、オイスターソース、砂糖、酒、しょうゆ、こしょうを加えます。
鶏肉を戻し入れひと煮立ちさせたら、アクをすくって落としぶたをして、ときどき混ぜながら大根がやわらかくなるまで中火で30~40分煮ます。
落としぶたをはずして火を強め、煮汁がほぼなくなるまで混ぜながら煮つめます。
お皿に盛り付ければ完成です。
できました。
ではいただきます。
(ここからは辛口レビューです。)
感想
良かったところ
とろみがついていてしっとり柔らか
鶏につけた片栗粉のおかげで、鶏も大根も表面にとろみとしっとりした感じがあって、パサつきなどもなくおいしかったです。
大根の味の染み具合はほんの少しだけ色が変わっている程度ですが、味気ないという事はなかったです。ただもっと時間をおいておいたらよりおいしくなっただろうなという染み具合でした。
下茹で無しでえぐみがなかった
大根はごま油で炒めるとえぐみがなくなると話していたのですが、食べてみたら本当に苦みが気にならなかったです。煮る時間が40分くらいあるので、下茹での時間が短縮できた点は良かったです。こういう方法もあるんですね。
気になったところ
最低40分
下味をつけるところから煮込みまでの時間は最低でも40分以上はかかってしまうので、スピードレシピではなかったです。
のどは刺さないが結構辛かった
私は基本的にピリ辛レシピといわれているものを分量通りに作ると辛すぎると感じてしまうため、豆板醤は気持ち少な目にしてみたんですが、それでも食べやすい辛さよりは少し辛いと感じました。
水なしでも食べられるけれど、このおかずだけでパクパクとは食べられないというくらいですね。
辛いものが大丈夫な人ならこの点は気にならないと思いますが、私のように「ピリ辛レシピを作ったら全然ピリ辛じゃない!辛すぎ!」という経験があった人には、少し辛く感じてしまう味加減でした。
たっぷり4人前~
今回半量で作ってみたんですが、普段より大きめの煮物皿が丁度良い量だったので、4人前で作るとたっぷり4人前~になるでしょう。何品目も出す場合なら、半量で丁度良かったです。
結論:ピリ辛が苦手な人にはやや辛い。40分以上かかるがそれに見合うおいしさはあった
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
鶏肉も大根も表面にとろみがついていて柔らかくて、大根も下茹で無しでえぐみがなく、時間に見合う出来になっていました。
辛さに比較的敏感な私にとっては、後にやってくる豆板醤のヒリリとした辛さが、おかずとして何口も食べるにはやや辛く感じてしまいました(いつもピリ辛と書いてあるものは辛すぎると感じるタイプです)。
「ピリ辛レシピを作ったら辛かった・・」という経験があった人にはこのレシピの辛さも気になってしまうと思いますが、大根と鶏肉の部分はおいしかったので、辛いものが大丈夫な人なら作る価値ありのレシピでしょう。