炊飯器で作る「簡単!やわらかチャーシュー」を作りました。
おびごはん、浜内千波さんのレシピです。
主な材料は豚バラの塊肉です。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(2人分)
豚バラ肉(ブロック) 800g 塩 小さじ2 コショウ 適量 作り方
- 豚バラ肉の脂身をきれいに取り除き、塩コショウをする。
- 温めたフライパンでこんがり全体を1分くらいずつ焼く。
- 炊飯器に入れ保温スイッチを押して2時間で完成。
引用元:おびゴハン!浜内千波さん「簡単!やわらかチャーシュー」2016.12.19
では作ってみます!
炊飯器で作る「簡単!やわらかチャーシュー」を作ってみました!
豚バラ肉の下準備
豚バラ肉は塊肉を使います。価格帯は1gあたり1~2円の間でした。
豚バラ肉は細長く半分に切り、脂身をきれいに取り除き、塩コショウをします。
熱の通りが均等になるように同じ大きさに切り、塩の量は多いくらいの方が味がなじんで良いと話していました。
温めたフライパン(油無し)でこんがり全体を1分くらいずつ焼きます。
炊飯器の保温モードで放置
塊肉を炊飯器に入れ、保温スイッチを押して2時間待ちます。
この2時間の計算方法が少し特殊で、1切れの重さを基準にして100gにつき30分です。つまり今回の場合、もとは800gだけど最初に400gに切り分けたので、1切れの重さは400g、つまり2時間でよいという風に話していました。
もし半分の量を作るとして400gの肉をそのまま使う場合も、放置時間は同じ2時間になるということですね。
また、なぜ炊飯器に入れるとうまく出来上がるのかというと、肉が加熱されるのは70度から80度で、炊飯器の保温の温度もそれと同じくらいの温度だからだと話していました。保温モードにすることで、弱火で火を通しているような状態になると話していました。
二時間経過後、開けてみると・・・
こんな感じです。
好みの厚さに切り分けます。放送ではトングをあてながらこんな風に切っていました。
好みで野菜とマスタードをそえれば完成です。
できました。
では、いただきます。
(ここからは辛口レビューです)
感想
良かったところ
チャーシューになってるか?→なってる。そして柔らかい
中の部分は少しピンクに発色している部分もあって、柔らかさもありおいしいです。
ちゃんとチャーシューになっていたし、出来上がりも炊飯器で作ったなら十分に満足できる出来上がりだと思いました。
塩が多めでしょっぱくないか気になっていましたが、普通よりは気持ち強めだけどしょっぱいというところまではいかず、お肉だけでも食べられる塩気の加減でした。
気になったところ
簡単だけどスピードメニューではない
手順は焼いて保温放置なので楽なんですが、2時間放置する必要があるので食べたいときにすぐ作れるおかずではなかったです。
炊飯器があいてないと作れない
もしこのレシピを作ろうと思ったらあらかじめ炊飯器をあけておかないといけないので、計画して作らないといけない点は手軽さがやや落ちると思いました。
チャーシューを作ってご飯も炊くとしたら早めに作って時間を計算しておかないといけないので、個人的には炊飯器を使って作る点は簡単でもあり、反面少し面倒な条件でもあると感じました。
2人前にしては多すぎる
分量が800gで2人前となっているんですが、4人で食べても余るほどだったのでかなり多く、分量が参考にならない点は気になりました。2人で食べるとしたら2、3回分くらいになるのではないかと思います。
バラ肉なので脂身がだんだん気になってくる
最初に脂身を切り落としてはいるのですが、豚バラ肉って中の方の層にも脂身ゾーンがあったりするので、最初の数枚はいいのだけどたべていくと中の方にある脂身が次第に気になってきて、あまり沢山は食べられませんでした。
私はチャーシューレシピといえば栗原はるみさんの「フライパンチャーシュー」が現時点で一番おいしいと思っているんですが、そのレシピと何が違うのか見比べてみたところ、最大の違いは栗原さんの方はロース肉を使っている点でした。だから脂っぽさがほとんどなく、それが自分にはあっているのだと思いました。
なので脂身もある程度大丈夫な人やとりあえず量を沢山作りたいという人には浜内千波さんのこのレシピ、脂身が苦手で時間ももっと短く作りたいという人には栗原さんのレシピの方が向いているといえるでしょう。
結論:チャーシューは柔らかくて上手にできた。ただバラ肉の脂身が次第に気になってしまった
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
フライパンと炊飯器を使って作るチャーシューのレシピ。
熱の通り具合も問題なく、柔らかさが残っていて出来上がり自体は良かったです。
ただ2人前にしては量が多すぎる点が参考にならなかった点と、炊飯器にご飯が残っていると作りにくい所、バラ肉の脂身が次第に気になってきてしまいすっきりと食べられなかった点が気になりました。
とはいえ、チャーシューとしての出来上がり自体は普通よりはよかったので、脂身がある程度大丈夫な人なら試してみても良いレシピと言えるでしょう。