ガッテン!という番組で、普段捨ててしまいがちな青ネギを活用した『極上青ネギレシピ』が紹介されていました。
その中の一つ、「青ネギウェルシュレアビット」を作りました。
主な材料は食パンとネギ、バター、牛乳、小麦粉を使います。
「ウェルシュレアビット」とはイギリスのウェールズ地方の伝統料理で、ここにねぎを加えてアレンジした料理が「青ネギウェルシュレアビット」です。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
[材料](3人前)
食パン 3枚 ネギの青と白の部分 200g バター 10g 小麦粉 大さじ1 牛乳 100ml ピザ用チーズ 100g 塩 小さじ1/4 こしょう 少々 作り方
- ネギの青と白の部分を小口切りに。
- しなっとするまでバターで炒める。
- 小麦粉を入れ、粉っぽくならないようにしっかりと炒める。
- 牛乳を3回程度に分けて入れ、だまが出来ないように注意しながら混ぜる
- 弱火にして、ピザ用チーズを投入。 塩、こしょうで味を整えながら混ぜ合わせます。
- パンに塗り、トースターで4~5分、きつね色になるまで焼けば出来上がり。
引用元:ガッテン!「青ネギウェルシュレアビット」2016.12.15
では、作ってみます!
「青ネギウェルシュレアビット」を作ってみました!
ペースト部分を作る
ネギは青と白の部分を小口切りにしておきます。
ネギの重さをはかってみると、1本だいたい100gほどでした。
フライパンにバターを入れてねぎを加え、しなっとするまで炒めます。
小麦粉を入れ、粉っぽくならないようにしっかりと炒め、牛乳を3回程度に分けて入れ、だまが出来ないように注意しながら混ぜていきます。
弱火にして、ピザ用チーズを入れ、 塩、こしょうで味を整えながら混ぜ合わせます。
これでねぎチーズのペーストが完成です。
パンに塗って焼く
あとはパンにペーストをぬってトースターで4~5分、きつね色になるまで焼けば完成です。
出来ました。
では、いただきます。
(ここからは辛口レビューです。)
感想
良かったところ
食パン一枚でねぎが沢山食べられる
食パン3枚につきネギがだいたい2本分なので、ねぎが沢山とれる点は良かったです。
肝心の味なんですが、「ホワイトソースのようなもったり感が少しだけあるチーズトースト」がベースの味です。そこにねぎの甘さと青みのある味がほんのりと残ります。
ねぎはたっぷり入っているけどねぎの味はそんなに前に出てこないので、ねぎの食べやすさという点では悪くないと思いました。
気になったところ
ねぎよりチーズが強い
ねぎをたっぷり使うのでねぎのおいしさを生かしたトーストなのかと思って食べてみると、基本はチーズの味の方が強く、ねぎ本来のおいしさを味わうトーストとは少し違います。
海外の料理にありそうなチーズたっぷり系の味がするトーストで、1/2枚ぐらいならおいしく食べられるけど、1枚食べたらチーズのくどさが気になってしまいました。
どちらかというとネギ好きな人よりチーズ好きな人の方に相性が良いトーストだと思いました。
味の中途半端さが気になった
また、チーズとねぎの組み合わせは、最初の方は少し食べ慣れない感じがします。
後味にねぎの甘みと青みの味がするので、チーズが好きでもネギが好きじゃないとしっくりこない部分があり、一方ネギが好きな人の場合にはチーズの方が味が強いのでしっくりこない・・という感じで、チーズが好きな人にも、ねぎが好きな人にもおすすめしきれない中途半端さが気になりました。
しいていうならば「チーズが大好きでねぎもそこそこ好き」という人に一番合いやすいトーストでしょう。
結論:主役はチーズでねぎはそんなに強くない「ネギピザ風トースト」。
ふつうレシピ!
イギリスのウェールズ地方の伝統料理をアレンジして作った青ネギウェルシュレアビット。
食べてみると基本は「少しだけグラタンソースの様なもったり感があるチーズトースト」で、ねぎの甘みや青みはそれよりも後に続き、存在感としては控えめでした。
チーズの味がしっかりしているので、ねぎの素材をおいしさを味わうようなトーストとはちょっと違い、個人的にはもっとチーズ控えめの方が好きでした。
家族の中でもチーズが効いてておいしい派と食べ慣れない味であんまりおいしくない派にわかれたのですが、「チーズが大好きでねぎもそこそこ好き」という人なら比較的合いやすいトーストと言えるでしょう。