「まるごと大根一本使い切りみぞれ鍋」を作りました。
おびごはん、マロンさんのレシピです。
主な材料は豚バラ肉、水菜、大根、エリンギ、おもちです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
大根 1本 豚バラ薄切り肉 300g エリンギ 2本 生姜(千切り) 1かけ 唐辛子 2本 細ネギ(小口切り) 大さじ2 水菜 1/2束 切り餅 4個 薄口醤油 小さじ1 塩 適量 粗びき黒コショウ 適量 和風ダシ 700ml オリーブオイル 適量 卵 1個 ポン酢 適量 めんつゆ(2倍稀釈) 適量
作り方
- 大根を3等分に切り皮を厚めにむく。大根の中心部分は千切り。
葉に近い部分は縦に4等分にしたら二重にしたポリ袋に入れ、すりこぎで粗くたたく。
たたいた大根を袋から出し、形が残る程度に切る。
先端部分は縦に半分に切ったらおろし器ですりおろす。
おろした半量は小口切りのネギを入れ薬味に使う。- エリンギは5〜6cmに切り揃えたら縦に割く。水菜も5〜6cmの長さに揃える。
- 豚バラ肉は4等分に切ったらフライパンにオリーブオイルを入れ焼き目がつくまで炒めたら塩・粗びき黒コショウで味付けする。
- ③のフライパンに①の千切り大根を入れ炒めたら土鍋に移す。
- ④の豚バラ肉の脂が残ったフライパンに和風ダシを入れ沸騰させる。
- ④の土鍋に、①のたたき大根と大根おろし、生姜、唐辛子を入れ⑤を入れて3分煮込む
- ⑥にエリンギ、餅を入れ餅が柔らかくなるまで煮たら香りづけに薄口醤油、水菜を入れる。
- とんすいに卵を入れ、めんつゆとポン酢を1:1で合わせ薬味の大根おろしを入れる。
引用元:おびゴハン!「まるごと大根一本使いきりみぞれ鍋」2016.12.14
では、作ってみます!
大根1本使い切りのみぞれ鍋を作ってみました!
大根の下ごしらえ
大根を3等分に切りそれぞれ皮を厚めにむいておきます。ピーラーだと2、3回ずつむくとよいと話していました。
真ん中の部分
真ん中の部分は縦に切ったものをそろえ、千切りにしておきます。
上の部分
葉に近い上の部分は縦に4等分にしたら二重にしたポリ袋に入れ、すりこぎで粗くたたきます。
こうすることで味のなじみがよくなると話していました。
たたいた大根を袋から出し、形が残る程度の一口サイズに切っておきます。
下の部分
辛味が強い下の部分はすりおろします。
マロンさんいわく、大根をおろすときは、上の画像のようにおろすのではなく・・・
このように繊維にそっておろすと辛味がまろやかになると話していました。
ただ、実際にやってみるとすりにくかったです。
おろした半量は小口切りのネギを入れ薬味に使います。
その他の食材
エリンギは5〜6cmに切り揃えたら縦に割き、水菜も5〜6cmの長さに揃えておきます。
おもちはひと口大に切り分けておきます。
豚バラを炒める
豚バラ肉は4等分に切ったらフライパンにオリーブオイルを入れ焼き目がつくまで炒め、塩ひとつまみと粗びき黒コショウで味付けをします。
この焼き目をつけるひと手間で10倍おいしくなると話していました。コショウは粗挽きを使うことで肉の臭みをとります。
さらに千切り大根を入れ炒めたら、汁ごと土鍋に移します。
鍋で煮ていく
豚バラ肉の脂が残ったフライパンに和風ダシを入れ沸騰させます。
豚バラを入れた鍋に、①のたたき大根と大根おろし、生姜、唐辛子を入れ、沸騰した和風ダシを入れて3分煮込みます。
さらにエリンギ、餅を入れ餅が柔らかくなるまで煮たら、香りづけに薄口醤油、水菜を入れます。
とんすいに卵を入れ、めんつゆとポン酢を1:1で、合わせ薬味の大根おろしを入れます。
できました。
では、いただきます。
(ここからは辛口レビューです。)
感想
良かったところ
文句のつけどころがないおいしさ
千切り大根はお味噌汁に入っているような柔らかさのある仕上がりになっているんですが、たたいた大根は半分みぞれのように柔らかく溶けていくような感じで、ちょうど普通大根とみぞれの中間の様な食感になっています。
一つの鍋で色々な大根のおいしさを味わえるという点はとても良かったです。また、豚肉もただ入れるだけよりも香ばしさと旨味が出ていて、ダシを味見してみると、豚バラの旨味を含んでいるのがわかりました。
その他のおもち、水菜、エリンギもそれぞれ食感が異なるので食べていて飽きが来ない点も良く、色々なことが計算されつくされたみぞれ鍋だと思いました。
つけタレが飲み干したくなるほどおいしかった
あとはつけダレの味も印象的でした。めんつゆとぽんずと1:1で混ぜて卵を入れただけなんですが、ポンズだけよりもより深みとまろやかさがでて、なんで今までこの組み合わせを知らなかったんだろうと思ってしまったぐらいでした。
この鍋との相性も抜群で、つけダレとして食べていくうちに豚バラの旨味をタレが吸っていくんですね。そうすると旨味を含んで薄まってきたつけダレそのものだけでもとてもおいしいんですよ。
鍋もおいしかったけれど、タレそのもののおいしさにも心を動かされる感動がありました。
気になったところ
特になし
結論:これは絶対試したほうがいい!私の一軍鍋レパートリーの一つになりました
おすすめレシピ!
大根1本を使って作る、みぞれ鍋のレシピ。
みぞれ、たたき、千切りとそれぞれ違ったおいしさがあり、豚バラの香ばしさと旨味が全体をうまくまとめているのだけど油っぽくはないところが気に入りました。
つけダレとの相性も抜群なので、食べる時はこのタレを作って試してみたほうがいいです。濃かったらダシで薄めれば問題なしです。
大根の素材のおいしさもたっぷり味わえて、文句なしにおいしいお鍋でした。
これはもう自分の中ではずっと覚えておきたい鍋料理の一つですね。
まだの人はぜひぜひ試してみてください。