12月8日の「損する人得する人」という番組で、「電子レンジの解凍モードを使って安いさつまいもが本格焼きいもになる!」という技が紹介されていたので早速試してみました。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料:1本分
サツマイモ | 1本 |
バター | 5g |
しょうゆ | 小2 |
作り方
- 耐熱容器にバター(5g)としょうゆ(小さじ2)を入れ、500Wの電子レンジで30秒加熱して、混ぜる。
- クッキングシートでサツマイモ(1本)をぴったり覆い、片方の端をキャンディのように閉じる。
- 1で作ったバターしょうゆを閉じていない包みの口から流し込み、もう片方の端もキャンディのように閉じる。
- 耐熱皿に3でクッキングシートで包んだサツマイモをのせてラップをかけて500Wの電子レンジで2分加熱する。
- 加熱後、電子レンジから取り出さずにそのまま解凍モード(200W)で20分加熱して完成。
引用元:損する人得する人2016/12/09放送回より
バター醤油はなしでも可能です。
注意点として、「サツマイモの大きさや電子レンジの機種に仕上がりが差が出るため、温めたりない場合は様子を見て時間を調整してください」とのことです。
では、早速作ってみます!
「電子レンジの解凍モードで本格焼きいも」を作ってみました!
バター醤油を作る
耐熱容器にバター5gとしょうゆ小さじ2を入れ、500Wの電子レンジで30秒加熱して、混ぜておきます。
焼きいもを包む
クッキングシートでサツマイモ1本を覆うようにぴっちりと巻き(1周より多く巻いておいた方がよかった)、片方の端をキャンディのように閉じます。
今回使ったのはスーパーで安売りの100円のさつまいもです。重さ約400gでした。
先ほど作ったバターしょうゆを閉じていない包みの口から流し込み、
もう片方の端もキャンディのように閉じます。
耐熱皿にクッキングシートで包んだサツマイモをのせてラップをかけ、500Wの電子レンジで2分加熱します。
加熱後、電子レンジから取り出さずにそのまま解凍モード(200W)で20分加熱します。
なぜ解凍モードを使うとおいしくできるのかというと、さつまいもの甘さは麦芽糖という成分からできていて、その成分はさつまいもの中心が65~75℃の時によく生成されるからだと話していました。そのため、500Wの加熱で50℃まで上げて、65~75℃の甘みに繋がる温度帯は解凍モード(200W)でゆっくりと時間をかけて通過させることで甘く出来上がる原理です。
できました。
では、いただきます。
(ここからは辛口レビューです。)
感想:良くも悪くも普通
ほくほくしっとりは少しだけあります。食べた感想は普通の焼きいもでした。
うちはレンジに焼きいもの調理ボタンがついてるので、それと比べると似たり寄ったりという印象でした。
スーパーによっても焼きいものクオリティってまちまちで、おいしいスーパーとおいしくないスーパーあるじゃないですか、その中でも普通ランクの焼きいもです。
「家で作ってこれならまあ悪くはない。でも、もうちょっとしっとりさとほっくり感ほしいなぁ。やっぱりおいしいところの味にはかなわないな」という感じでした。
今回安物の焼きいもを使ったので、芋の種類によっても印象が変わる点はあると思います。
あと、醤油バターが出来上がった時にさつまいもの表面について手で持って食べようとするとべたつく部分がある所は気になりました。
また醤油は焦がし醤油のような煮詰まったカドのある味がするので、さつまいもの甘さを消してしまっているように感じ、個人的には醤油はない方がいいなと思いました。
また、さつまいもってものによって重さが全然違うので、目安になる重さや形が書いていない点は不親切だと思いました。
結論:焼きいもモードを知ってる人には感動はない。おいしい所の焼きいもにはまだ壁を感じる
ふつうレシピ!
電子レンジで簡単に作れるところは良かったですが、作ってみるとよくある普通スーパーの焼きいもで、「凄い!」と思うような衝撃的なおいしさではなかったです。
さつまいも一本といっても重さや形にバラつきがありますし、目安になるグラムなどもかいておいてほしかったです。
うちはレンジにさつまいもの調理モードがついているのですが、どちらで試してみてもちゃんとしたおいしい焼きいもにはかなわないと感じました。
どうしても食べたくなった時にはいいかもしれないですが、積極的なリピートはないですね。