「長芋と豚バラの炒め煮」を作りました。
今日の料理、ばぁばこと鈴木登紀子さんのレシピです。
主な材料は長芋と豚バラ肉、盛り付けに細ネギです。
では作り方と作った感想です。
作り方
材料4人前
長芋 | 400g |
豚バラ塊 | 300g |
だし汁 | 3カップ |
みりん | 大4 |
うす口醤油 | 大2 |
塩 | 小1/3 |
細ネギ | 少々 |
サラダ油 |
作り方
- 長芋は水で洗い、水気をふき取って皮をむく。縦半分(太い所は4等分)に切り、ひと口大の乱切りにしてざるに入れておく。
- 長芋を流水でよく洗って氷水につけ、手でぬめりを落とす。豚肉は1センチの厚さに切っておく。
- フライパンにサラダ油大2を入れて中火で熱し、火から外してぬれ布巾の上で冷ましてから豚肉を入れ、再び中火でじっくり焼く。
- 焼き色が付いたら盆ざるにならべ、熱湯を回しかけて油抜きをする。
- 鍋に長芋と豚肉を入れてだし汁を注ぎ、中火にかける。煮立ったら調味料を加え、落し蓋をして中火で20分程煮る。
- 器に盛って汁をはり、細ネギを散らせば完成。
長芋は乱切りにすることで味が染みやすくなり、氷水で洗うことで歯触りがシャキッとするそうです。
また、フライパンは一度布巾にとることで肉がくっつきにくくなり、熱湯をまわしかけることで油っぽさがぬけるのだそうです。
実際に作ってみたところ、長芋を氷水で洗うところが寒くてつらかったです。
では、ここから辛口レビューです。
感想
良かったところ
山芋がとける柔らかさ
山芋は箸で持っているとほぐれてしまうぐらいにやわらかく、噛むのに力が要りません。
ダシの味がほんのり染みたほっと安心するような優しい味で、おいしかったです。
ただ、氷水につけることで表面がシャキっとすると書いてありましたが、普段の煮物と違いがよくわからなかったです。
気になった所
全体的に手が込んでいて手間に感じる
豚バラは焼いてさらに油抜きしたり、フライパンも一度火からおろす、山芋は冷水で洗うなど、一つ一つの下ごしらえに手間がかかる点が気になりました。
かといって山芋も冷たい思いをしたのに大きな違いがわからず、豚バラも自分のなかでは普通で、色々なひと手間をかけたわりに感動がありませんでした。
ここまでひと手間が増えると、「そこまで突き詰めたおいしさにならなくてもいいから、もっと簡単な作り方のレシピを覚えたい」という気持ちの方が強かったです。
一品一品丁寧に作ってこだわりたい人向けのレシピに感じました。
結論:長芋はおいしかったが手間のわりに感動が薄かった
ふつうレシピ!
長芋は柔らかくておいしかったのですが、氷水につけた効果の違いがよくわからず、色々な工程で細かい手間をかけた割には普通の煮物の様な印象で、感動が少なかったです。
長芋もスーパーの真空パックのものだと微妙に量が足りなくて使い切りではないので、手間がかかることを合わせると、私には何度も作りたいというレシピではなかったです。
とはいえ、味付けが優しいところは良かったです。