「納豆の磯辺揚げ&青じそ揚げ」を作りました。
キューピー3分クッキング、藤井恵先生のレシピです。
主な材料は納豆、玉ねぎ、大和芋、シーチキン缶、海苔、青しそです。
では、辛口レビューです。
内容
感想
良かったところ
出来立ては納豆好きならテンションが上がるおいしさ
タネを作っているときは初めてだらけの不安のある組み合わせだったんですが、作ってみると新しい、けどアリな納豆のおいしさが味わえました。
表面は揚げてあるので少しだけサクッとします。
その内側に納豆の白いねばりと山芋からなるふんわりとした層と、豆のしんなりねっとりとした風味のある粒の味が広がります。
その食感が食べていくうちに混じっていくので、「こんな食べ物初めて食べた。でも、おいしい。」という感想でした。
のりもシソもどちらもおいしいです。
特に出来立ては外側もサクッとしていて納豆もクセを感じにくく食べやすいいので、イチオシでした。
気になったところ
タレがもったいない
4人分で納豆4パックを使うのですが、納豆のタレは使わないところがもったいなかったです。
「捨てるのももったいないけど使い道もないしなぁ」とモヤモヤしてしまいました。
柔らかくて全部綺麗に作るのは難しい
今回ヤマトイモがなかったので、粘り気が少ない長芋を使ったせいもあるかと思うのですが、種がとにかくやわらかいので、具を入れる量や時間によって形が崩れるものがいくつもありました。(失敗すると上の画像みたいに崩れる)
菜箸だけで返す場合には鍋の外周を使うとやりやすいですが、それでも何個か崩れるものがありました。菜箸+返しやすい器具を両手使いでやると、より失敗がしにくかったです。
温度は180度になると油がぱちんと跳ねることがあったので、170~180℃の間位に調整しながら調理、2~3分揚げるとありましたが、固まりが遅いものもあったので、時間はそれより長く揚げました。
具の量は海苔1/8枚に対して大匙スプーンにざっとすくって大1より少し少ないぐらいの量が一番きれいにいきやすかったです。(途中で面倒になって海苔を1/6枚にして大匙の大盛りでやったところ、返すときに形が悪くなってしまうものもありました。テレビでは大盛りでうまく作っていました。)
出来たてから時間がたつと納豆臭さが出る
一番伝えたい感想はここですね。
揚げたてはサクサクしていて納豆も割と食べやすくて、最初はおすすめレシピにしようと思ってたんすよ。
でも、10分15分経って冷めてくると、表面のサクサクが落ちてきて、納豆臭さが出てくるんですよね。
私は納豆は割と好きだけど匂いが強いのは苦手でにおわなっとうを好むタイプなので、揚げたてが★5だとすると、15分後は納豆臭さと出来たて補正がなくなって★3ぐらいまで印象が落ちました。
口の中で広がる納豆の癖のある匂いがOKな人なら全然気にならないと思いますが、納豆は納豆でも匂いが強い納豆がダメという人には、揚げたてじゃないと好みが分かれるかなという点だけ気になりました。
「でも納豆好きだからな~、気になる!」という人は、とりあえず半量作ってみて出来たてをお試ししてみるのもおススメです。半量だと8個~できます。
結論:まずは半量でも。時間経過で好みがわかれるので、出来立てが一押し
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
納豆ならではの豆の風味とふわふわした食感が斬新な納豆の磯部揚げ。
納豆好きなら”アリ”な新しい魅力で、気に入る可能性が高いです。
ただ、出来立てから時間が経つと納豆臭さが出てきてしまうので、納豆は好きだけど匂いが強いのは苦手という人は直前に調理してすぐ食べられるようにすると良いでしょう。
ヤマトイモは長芋でも作れました、海苔は1枚以上用意しておいた方がよく、入れるタネの量は、私の時は海苔1/8枚に大さじ1より少し少ないくらいが一番うまくいきやすかったです(藤井先生は大盛りぐらいの量を入れて綺麗に作っていました。)
温度は170~180度をうろうろ、固まり具合によって3分より多く揚げたものもありました。
もし見た目が多少崩れても気にしない納豆好き家族だったら、「これはとにかく一度作ってみるべし。そして抜群においしい出来たてが絶対にいいですよ!」と言いたくなるレシピでした。
私は時々納豆ご飯を食べるけど匂いが強い納豆は嫌という人間なので、出来立ては★5でしたが、冷めると納豆臭さがでてくるので★3でした。やっぱり出来たて推しですね。