贅沢な厚みでさっくり美味しい「じゃがいも心地こく旨塩味」を買ってきました。
「北海道産オホーツク海の塩に旨味を加え、じゃがいも本来のおいしさを旨味塩味が引き立てる」
と書いてあります。
「北海道で育ったじゃがいもを厚くスライスした贅沢なポテチで、心地よい食感」が売りです。
袋を開けてみると、匂いが変です。
一番近いものだと大根とたくあんの間の匂いがします。
臭くはないですが、普段のポテトチップスとは匂いが違うことがすぐにわかります。
では、いただきます。
感想:良いジャガイモなのが全然伝わってこない
厚切りのポテチはほぼ平たいカットで、大根の薄い輪切りの様な平坦な形です。
厚みがあるので薄いもののようにパリパリした食感があるわけでもなく、かといってこの厚みならではのじゃがいものほっくりした食感とか、じゃがいもの甘さとか、いわゆる「素材の良さ」が全然伝わってきません。
もっとギザギザにするとか、さらに形状を工夫しないと、かえって安っぽい印象を与えます。
時々表面が乾燥したような歯触りのところがあって、ノンフライポテチのような冴えない食感を連想させました。
また、肝心のオホーツクの塩味も塩気が強く、旨いというよりはしょっぱいです。そして油を多く吸っているのか、食べ終わりは素材の味と同じくらい油の重さが残ります。
食べてみて「良いジャガイモを使っている」という事が伝わってきませんでした。
同じようにじゃがいもの質で勝負しているお菓子だと、夏ポテト浜見塩味の方がほっくりした素材感やじゃがいもを引き立てる塩加減になっていて、ずっとおいしかったです。
とても残念なお菓子でした。
結論:素材の良さを生かせてなかった
イマイチお菓子!
厚切りの贅沢感が売りのポテチ。
味や食感からは贅沢感が感じられず、かえって安っぽさすら感じさせる所がありました。
「厚みのあるリッチなポテチ」や「じゃがいもの素材感が味わえるポテチ」が食べたくなったとしても、私はこのお菓子を手に取ることはないです。