「ねぎとベーコンのもっちり焼きパン」を作りました。
きょうの料理、栗原はるみさんのレシピです。
主な材料は強力粉、ねぎ、ベーコンです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料:4人前
A 強力粉 100g 薄力粉 80g
ねぎ(みじん切り) 1本分(80g) ベーコン(薄切り) 6枚 ルッコラ・レモン 各適量 ●オリーブ油・塩・こしょう 作り方
- ボウルにAを合わせてふるい入れ、水カップ1/2を加え、なめらかになるまでよく練る。
生地を引っ張るようにして裏側でとじる作業を繰り返し、生地が手につかなくなるまで練り返したら、1つにまとめてボウルに入れ、ラップをして約30分休ませる。- 生地を取り出して数回こね、打ち粉(薄力粉/分量外)をふった台で四角く形を整え、麺棒で約40×30cmにのばす。
- 周囲を3~4cmあけてオリーブ油を薄く塗り広げ、ねぎを散らし、塩コショウ各少々をふる。
- 生地の手前を3~4cmあけ、ベーコン2枚を少し重なるように横に並べる。
手前の端からベーコンに生地をしっかり巻き込むように巻き、残りのベーコンも同様に2枚ずつ、計3か所に等間隔になるように並べて巻き込み、棒状にする。- 4を台の上で転がして長さをのばし、片方の先端をやや細めにする。端からうず巻き状に巻き、細い方の端を下から中心に入れ込む。
- 裏返して上から生地全体を軽く押さえ、麺棒で直径20cmくらいにのばし、巻き終わりを密着させ平らにする。
- フライパン(直径20cm)にオリーブオイル大1を熱して6を入れ、鍋肌から水カップ1/4を回しいれてふたをし、弱めの中火で約10分蒸し焼きにする。
水分がなくなって焼き色がついたら裏返し、ふたをしないでさらに5~7分焼く。
中まで火が通ったら、鍋肌からオリーブ油適量を回しいれて表面をカリッと焼き上げる。- 焼きたてを食べやすく切り、好みでルッコラ、レモン、塩、オリーブ油などを添える。
情報元:きょうの料理 栗原はるみさん「ねぎとベーコンのもっちり焼きパン」2017.12.05
では、作ってみます!
「ねぎとベーコンのもっちり焼きパン」を作ってみました!
パン生地を作る
ボウルにA(強力粉、薄力粉)を合わせてふるい入れ、水カップ1/2を加え、なめらかになるまでよく練ります。
生地を引っ張るようにして裏側でとじる作業を繰り返し、生地が手につかなくなるまで練り返したら、1つにまとめてボウルに入れ、ラップをして約30分休ませます。
30分後の様子です。
生地を伸ばして具材を巻く
生地を取り出して数回こね、打ち粉(薄力粉/分量外)をふった台で四角く形を整え、麺棒で約40×30cmにのばします。
周囲を3~4cmあけてオリーブ油を薄く塗り広げ、ねぎを散らし、塩コショウ各少々をふります。
生地の手前を3~4cmあけ、ベーコン2枚を少し重なるように横に並べます。
手前の端からベーコンに生地をしっかり巻き込むように巻き、残りのベーコンも同様に2枚ずつ、計3か所に等間隔になるように並べて巻き込み、棒状にします。
ねぎから水分が出るので、ここからの成型は手早くするのがポイントになっていました。
台の上で転がして長さをのばし、片方の先端をやや細めにし、端からうず巻き状に巻き、細い方の端を下から中心に入れ込みます。
裏返して上から生地全体を軽く押さえ、麺棒で直径20cmくらいにのばし、巻き終わりを密着させ平らにします。
フライパンで焼く
フライパン(直径20cm)にオリーブオイル大1を熱してパン生地を入れ、鍋肌から水カップ1/4を回しいれてふたをし、弱めの中火で約10分蒸し焼きにします。
水分がなくなって焼き色がついたら裏返し、ふたをしないでさらに5~7分焼き、中まで火が通ったら、鍋肌からオリーブ油適量を回しいれて表面をカリッと焼き上げます。
焼きたてを食べやすく切り、好みでルッコラ、レモン、塩、オリーブ油などを添えれば出来上がりです。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
表面がカリカリしてる
この生地はイースト菌を使わずに作るので、どのような生地の仕上がりになるのか気になっていたのですが、一番近いものを考えてみると、表面がカリカリしていて中の生地は気持ちかたい餃子ドックの様な生地を連想します。
巻いてあるので層になっていて食べごたえもあり、生地は硬いわけではないけれど、程よくかみたくなるような張りはあります。
噛んでいくうちに中からベーコンとネギがでてきて、そこから後は噛むことでさらにうまみが増すような味になっていて、これはこれでおいしかったです。
イースト発酵のない手軽さ
イーストを使わない分失敗しにくい所は、気が楽でよかったです。
気になったところ
パン初心者には成型が難しかった
パンはほとんど作ったことないがないため、成型のところでうまくいかないところがいくつかあり、不安になった場面がありました。
例えば、うち台がないのでサランラップをしいて代用して試してみたところ、打ち粉の量が足りなくて、巻いた時に生地がラップにくっついてしまい、丁寧にとりながら作っていたら、ねぎの水分が少しずつ出てきているような気がして、これは失敗したかもしれない!と不安になってしまったところです。
これは勝手にラップで作った自分の落ち度ですが、次回はもっと打ち粉を沢山ひいて作ろうと思ました。でも、ラップでもできないことはなかったです。
それから、生地に具を入れてから丸めて20cmにのばす工程では、のばしているうちに生地からベーコンが見えたりネギがすこし出てきたりしまったところがあり、形もいびつで不安になってしまう場面もありました。
焼いてみると、はみ出たベーコンの一部は黒っぽくなってしまったのですが、形が崩れたりはなく、意外となんとかなりました。
また、出来上がりの見た目も良いとはいえなかったものの、うずに添って切り分ければ意外と見た目も修正できたので、作った後にはそこまで気になる点ではなかったです。
パン作りに不慣れだといくつか不安な点はあったけれど、最終的には割と立て直せて、一度やり方を覚えれば、次はもっとうまくできそう!という前向きな印象の方が残りました。
生地はパン・・ではない
ドライイーストを使ってないせいか、市販のパン生地とは少し異なり、ギョーザドッグとか、ホットケーキミックスの肉まんとか、そちら系統の生地の質感に近い面もある仕上がりでした。
パンとはまた違う生地な点は、好みが分かれる所でしょう。
結論:イースト発酵をしない分、生地作りが失敗しにくいところが良かったです。ただ、生地は市販のパンと呼ばれるものよりは、カリカリして少し張りのある餃子ドッグの様な、また少し違う生地になっていたところは好みがわかれる点でしょう。成型の所で不安になる一面はありましたが、作ってみたらまた作りたい!という印象の方が残ったレシピでした。
おすすめレシピ!
イースト発酵をせずに作る、ねぎとベーコン入りの焼きパンレシピ。
イーストを入れないパン生地はどんな感じか気になっていたのですが、市販のパンといわれるようなふっくらした感じは落ちて、近い生地感のものだと少し硬くなった餃子ドッグを連想するような、パンとはまた異なる仕上がりになっているところは好みが分かれるでしょう。
生地が層になっているので、程よくかみたくなる食べごたえもあり、かんでいくうちにベーコンとねぎのうまみがでてくるので、パンとは違う部分もあるけれど、これはこれでおいしいと思う仕上がりで良かったです。
ねぎの水分が出ないうちに手早く成型をするところはいくつか焦ってしまった点もあったのですが、焼きと切り分けで意外と見た目も修正できたので、作っているときは不安だった部分も、食べてみると大きくは気にならず、味も良かったので、これならまた作っても良いなと思ったレシピでした。