「イカのソース煮つけ」を作りました。
おかずのクッキング、土井善晴さんのレシピです。
主な材料はイカとウスターソースです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料:2人前
スルメイカ 1杯(300g) ウスターソース 大さじ3 みりん 大さじ1 サラダ油 適量 小麦粉 適量 作り方
- スルメイカは内臓を取り除き、胴部分は水洗いして2cm厚さの輪切りにする。足はくちばしを取り除いて2本ずつに切り分けておく。
- イカの水気をふき取り、小麦粉適量をまぶす。
- フライパンにサラダ油適量を入れ、箸を入れて小さな泡がでてくるぐらいまで熱し、イカを入れてうっすらと色がつくまで揚げ、取り出す。
- 鍋にウスターソースとみりんを入れて火にかけ、煮立ったらイカを加えて強火でソースをからませればできあがり。
情報元:おかずのクッキング 土井善晴さん「イカのソース煮つけ」 2017.11.18
では、作ってみます!
「イカのソース煮つけ」を作ってみました!
下準備
スルメイカは内臓を取り除き、胴部分は水洗いして2cm厚さの輪切りにしておきます。
足はくちばしを取り除いて、2本ずつに切り分けておきます。
今回はスーパーで下処理してもらったものを使いました。
内臓とくちばしを取ってもらえるか頼んでみたところ、無料で加工してもらえました(1杯約350円)。
小麦粉をまぶして揚げる
イカの水気をふき取り、小麦粉適量をまぶします。
油がはねないように、水気をしっかりふき取ることが大事だと解説していました。
フライパンにサラダ油を入れ、箸を入れて小さな泡がでてくるぐらいまで熱します。
放送では正確な温度は話していなかったのですが、小さな泡がでてきたタイミングの温度を測ってみたところ、160℃でちょうどよいくらいでした。
イカを入れてうっすらと色がつくまで揚げ、取り出します。
鍋にウスターソースとみりんを入れて火にかけ、煮立ったらイカを加えて強火でソースをからませればできあがりです。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
ウスターソースがいい役割
ソースはウスターソースなので、フルーツの様な甘みがあって、まろやかさもあります。ソース煮というレシピ名だったので、ソースを煮詰めたようなしょっぱくて濃いめの味を連想していたのですが、いい意味で想像と違う味になっていました。
煮つけにウスターソースを使うのは初めてだったのですが、これはこれでおいしいと思える仕上がりで良かったです。
味加減はそのままでも食べられるけれど、何個も食べていくとご飯が欲しくなってくるような味加減になっていました。
味はそのままでほぼ良かったのですが、個人的には次回はウスターソースは大3弱くらいでもよいかもしれないと思いました。
イカも硬くなっておらず、良かったです。
ソースがよくからんでる
あと、小麦粉を薄く付けて揚げていることで、ソースがよくからんでいるところも良かったです。
特に衣が比較的残る足の方は、衣の部分が揚げ玉を食べた時に残るコクのような味わいを出していて、それがよりおいしさを引き立てているように感じて良かったです。
気になったところ
煮るだけの正統派より、見た目は落ちる
からんだソースがおいしそうにも見えるのですが、見た目の綺麗さだけで考えると、ただ煮ただけのもののほうがより良いように感じました。
揚げるひと手間
煮るだけで作るものに比べると揚げるひと手間がかかるので、揚げるのがあまり好きではない方にとっては、好みの別れる作り方だと思いました。
ただ、揚げる工程を挟む分、煮る時間はほとんどないくらいに短いのと、小麦粉をつけて揚げた効果はある仕上がりになっていたので、この点は大きく気にならなかったです。
油が汚れる
1回揚げただけで油が結構汚れてしまったので、同じ油で別のものを揚げるのは厳しかったです。
結論:揚げるひと手間を入れる分、短時間でもソースがからむのと、揚げ玉の様なコクが少しプラスされていて、おかずにもおつまみにもなる一品でした。揚げたりウスターソースを使ったりと正統派煮つけとは異なる点がありましたが、これはこれで覚えておきたい!と思うレシピでした。
おすすめレシピ!
イカに小麦粉をつけて揚げ、ウスターソースとみりんをからませてつくる揚げ煮レシピ。
ソースの部分はウスターソースを使っているので、作る前に想像していた煮詰まった濃い味付けの料理とはいい意味で異なり、フルーツの様な甘みとまろやかさを含んだ、おかずにもおつまみにもできる味付けになっていました。
また、短時間でソースがよくからんでいたところと、衣が少しのコクをだしていたところも良く、揚げたひと手間の効果もわかる仕上がりで良かったです。
作る前は「煮つけなのに揚げる??」「味付けにウスターソース??」とどんな風になるのか想像ができない部分があったのですが、また作りたいと思える良い印象が残ったレシピでした。