「酢豚」を作りました。
きょうの料理、栗原はるみさんのレシピです。
主な材料は豚肩ロース肉(塊)、干ししいたけ、たまねぎ、ピーマン、にんじんです。
内容
作り方
材料(4人分)
豚肩ロース肉 (塊) 350g
【A】 しょうが (すりおろす) 小さじ1 にんにく (すりおろす) 小さじ1/2 しょうゆ 小さじ2 紹興酒*または酒。 小さじ1 砂糖 小さじ1 ごま油 小さじ1 塩 少々 こしょう 少々 卵白 1コ分
干ししいたけ 4~5枚 たまねぎ 1/2コ(100~120g) ピーマン 3コ にんじん 1/2本(100g)
【甘酢あん】 酢 カップ3/4 水 カップ3/4 砂糖 大さじ3+1/2 しょうゆ 大さじ1 トマトケチャップ 大さじ1 紹興酒 *または酒。 大さじ1 塩 少々
【水溶きかたくり粉】 かたくり粉 大さじ1 水 大さじ1
かたくり粉 揚げ油 サラダ油 大さじ1 ごま油 少々 作り方
- 干ししいたけは軽く洗ってから少なめの水で戻し、水けを絞って軸を取り、3~4等分に切る。たまねぎは横半分に切ってから、一口大に切る。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、横半分に切ってさらに上部は2等分に切る。にんじんは皮をむいて2cm厚さのいちょう形に切り、熱湯で竹串が通るまで5~6分間ゆで、水けをよくきる。豚肉は全体をフォークで刺して筋を切り、約2.5cm角に切る。
- ボウルに豚肉を入れ、【A】の卵白以外の調味料を順に加えてよくもみ込み、肉に吸わせる。卵白を加えてさらにもみ込む。
〈★メモ〉肉に下味をもみ込んだら、すぐにかたくり粉をまぶす準備をする。時間がたつと、水けが出てきてしまう。v- 2の豚肉にかたくり粉(大さじ6~7が目安)をたっぷりまぶす。形を整えながら、180℃に熱した揚げ油に入れ、カリッとするまで約4分間揚げ、油をよくきる。
- 小鍋に【甘酢あん】の材料を合わせ、温めておく。【水溶きかたくり粉】の材料を別の容器に混ぜ合わせておく。
〈★メモ〉この【甘酢あん】は、酸味がやや強め。酸っぱいのが苦手な人は、好みで酢を大さじ1くらい減らしてもよい。- 深めのフライパン(または鍋)にサラダ油を熱し、たまねぎ、しいたけ、にんじんを入れて強めの中火で炒める。ピーマンを加えてさらに炒め、たまねぎの周りが透き通ってきたら、温めておいた【甘酢あん】を加える。
- 煮立ったら、【水溶きかたくり粉】を回し入れてとろみをつける。3の豚肉を加えて手早くあんをからめ、ごま油を回しかけ、器に盛る。好みでパンを添えてもよい。
引用元:きょうの料理 栗原はるみさん「酢豚」2017.11.09
では、作ってみます!
栗原はるみさんの「酢豚」を作ってみました!
下準備
干ししいたけは軽く洗ってから少なめの水で約1時間ほどかけて戻し、水けを絞って軸を取り、3~4等分に切っておきます。
たまねぎは横半分に切ってから、一口大に切ります。
ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、横半分に切ってさらに上部は2等分に切ります。
にんじんは皮をむいて2cm厚さのいちょう形に切り、熱湯で竹串が通るまで5~6分間ゆで、水けをよくきっておきます。
豚肉は全体をフォークで刺して筋を切り、約2.5cm角に切っておきます。
豚肉に下味をつけて揚げる
ボウルに豚肉を入れ、【A】の卵白以外の調味料を順に加えてよくもみ込み、肉に吸わせます。卵白を加えてさらにもみ込みます。
水気が出てこないうちに、この後すぐ粉をつける準備をするのがポイントになっていました。
豚肉にかたくり粉(大さじ6~7が目安)をたっぷりまぶし、形を整えながら180℃に熱した揚げ油に入れ、カリッとするまで約4分間揚げ、油をよくきります。
あんを温めておく
小鍋に【甘酢あん】の材料を合わせ、温めておきます。
【水溶きかたくり粉】の材料を別の容器に混ぜ合わせておきます。
あんは酸味がやや強めで、酸っぱいのが苦手な人は酢を大さじ1ほど減らしても良いとあったので、今回は約大1減らして作ってみます。
野菜を炒めて合わせる
深めのフライパン(または鍋)にサラダ油を熱し、たまねぎ、しいたけ、にんじんを入れて強めの中火で炒めます。
ピーマンを加えてさらに炒め、たまねぎの周りが透き通ってきたら、温めておいた【甘酢あん】を加えます。
煮立ったら、【水溶きかたくり粉】を回し入れてとろみをつけ、豚肉を加えて手早くあんをからめ、ごま油を回しかけ、器に盛ります。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
見た目の印象が良い
彩りが良くて、見た目の印象が良かったです。
にんじんは先に茹でてあるので火も通っていて、肉の衣の感じや揚げあがりも良かったです。
豚はそのままでもおいしい
レシピには「揚げたてをそのまま食べてもおいしい」と書いてあったので、揚げたものをすぐ味見してみたのですが、下味が入っているのでそのままでも食べてもおいしかったです。
衣のカリカリとした感じはあんに和えるとしっとりとしていってしまうので、そのまま食べると衣の食感をより感じやすかったです。
気になったところ
酸味が強い
この酢豚は酸味を利かせたレシピだと書いてあったので、3/4カップから大1を減らした少ない方の分量で作ってみたのですが、それでも酸味が強く、最後にさっとしか和えない肉の方はあまり気にならないのですが、野菜を食べた時は喉の奥に刺すような酸味が残る感じがします。
食べられないというようなことはないのですが、大1減らしても「ちょっと酸味強いね」という感じだったので、分量通りだと、刺激的な味が苦手な方や刺す酸味が苦手な人には食べにくく感じるかもしれなかったです。
酢豚といえば、以前「ABCクッキングスタジオ流基本の酢豚」を作ったことがあったのですが、見た目は今回の酢豚のレシピの方がより良かったのですが、甘酢の味に関してはABCクッキングの方が酸味が強くなく(2人前で酢大2)、好みでした。
手間のかかる酢豚にさらにひと手間
酢豚はもともと手間のかかるほうの料理ですが、このレシピはさらに追加の手間があり、にんじんはあらかじめゆでておく、しいたけは干しシイタケを戻す、あんは別の小鍋で温めておくなど、作りやすさよりぬかりなく作るようなレシピなので、そこは好みがわかれる点だと思いました。
約1時間かけて戻しておく干しシイタケは戻し汁を使うわけではなく、味の面でも大きな違いは感じなかったので、私はもう少し手を抜ける所は抜くレシピの方が好みでした。
結論:酢が3/4カップ入っているので、酢豚のなかでも酸味が強いほうのレシピになっていました。肉の揚げあがりや野菜は良かったのですが、甘酢あんの味が合わず、もう一度にはなりませんでした。
(オススメに近い)ふつうレシピ!
豚肩ロース肉、干しシイタケ、たまねぎ、ピーマンにんじんを使って作る、酢豚レシピ。
衣をうまくしあげるために、豚肉に卵白をもみこむところがポイントになっていました。
このレシピの大きな特徴は酢が3/4カップ入っているところで、酸味が強めになっているところです。
今回は酢は少ない方の分量で作ったのですが、野菜を食べた時に喉の奥に刺すような酸味を感じる仕上がりで、まだ酸味が強く感じました。
また、野菜やお肉の仕上がりは良かったのですが、干しシイタケや茹で人参など、下準備に+αが必要なところも気になり、1度で満足してしまったレシピでした。
酸味の強めの酢豚が好きという方なら、合いやすいレシピでしょう。