「こんにゃくに簡単に味をしみ込ませる方法」を試しました。
ガッテンのレシピです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
作り方
- 板こんにゃくを1~2センチ角の食べやすいサイズにサイの目に切り、100gあたり5g程度の砂糖と一緒にポリ袋にいれて2~3分間よくもむ。
- こんにゃくの匂いが苦手な場合は、でてきた水分を捨てる。
- こんにゃくが浸る程度のしょうゆに漬けて、冷蔵庫で3~6時間おく。
- 食べるときは、好みでごく軽く温めても良い。
温かい状態で煮物に入れたければ上記のものをダシの入った鍋に入れ、ごく軽く(沸騰させない程度)火を入れる。情報元:ガッテン 「世界が注目!“こんにゃく”パワー」こんにゃくを「砂糖でもむ」方法のコツ!2017.09.20
では、作ってみます!
「こんにゃくに簡単に味をしみ込ませる方法」を試してみました!
板こんにゃくを1~2センチ角の食べやすいサイズにサイの目に切り、100gあたり5g程度の砂糖と一緒にポリ袋にいれて2~3分間よくもみます。
今回は250gのこんにゃくに、砂糖を約12g入れて作っています。
なぜ砂糖を入れるのかというと、水分が持つ浸透圧という性質を利用して、こんにゃくの中の水分を脱水させることで、その分味がしみ込みやすくなるためだと話していました。
また、塩でも同様の効果が得られるのですが、塩分の強さが味や健康面に影響してしまうため、砂糖の方がより良いと話していました。
こんにゃくの匂いが苦手な場合は、でてきた水分を捨てます。今回は水分を捨てて試してみます。
こんにゃくが浸る程度のしょうゆに漬けて、冷蔵庫で3~6時間おきます。
今回は間をとって、約4時間30分浸けました。
そのまま、あるいは好みで軽く温めれば出来上がりです。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
味本当に染みてる?→YES
味の染み込みは断面だけ見るとわかりにくいんですけど、味の入り具合としては、一度味をつけて煮たものを冷ましたくらいには入っています。
味がしみている?ときかれたら、はっきりYESと言えるレベルです。
今回は揉んだ時に出てきた水分を捨てて作ってみたところ、臭みは0ではないのだけれども、100中10か20位のほとんど気にならならない仕上がりになりました。
火を通したりしていないのにここまで臭みもなくて、味が入っているのは驚きで、新しい発見でした。
また、フライパンで少し加熱したものも試したのですが(左側)、こちらは火を通す分少し張りと弾力が強くなります。
火を通すことで醤油のカドが少しとれるので、食べやすさの面では火を通したほうが好みでした。
気になったところ
味をしみ込ませる技としては良かったが、少ししょっぱかった
今回漬け込む時間を4時間半にしたのですが、出来上がりは醤油味が少し濃かったです。3時間ぐらいでも良かったなと後悔しました。
また、火を通さない生の醤油味だと火を通した醤油味とは違って、少し角のある醤油味になります。軽く火を通すと表面のカドはとれるんですが、中の部分は生の醤油の味わいが残るので、味付けに関しては、生醤油でなくても良かったなと思いました。
個人的には、煮たてた醤油とか、醤油を少し水で薄めたものとか、めんつゆなどで代用する方がより好みになりそうに思いました。
3~6時間必要
3~6時間付けておく必要があるのですが、漬け込み時間によって濃さも変わってしまうので、晩御飯に用意して作るにはちょっと長い、でもお昼頃にあらかじめ下ごしらえしておくとちょっと早いという中途半端な時間が必要な所は気になる点でした。
時間になったら浸け汁から取り出しておくなどの方法をとっても良いと思いました。
結論:一度煮て冷ましたものに近いくらいの味が入っていて、こんにゃくに味をしみ込ませる方法という意味では良かったです。ただ、作るならレシピの生醤油味ではなく、少し手を加えて味をつけたいと思いました。
(方法に関しては)おすすめレシピ!
砂糖をもみ込むことで、こんにゃくを脱水させて味をしみ込ませやすくするレシピ。
出来上がりは「煮物にしたこんにゃくを冷ましたときの状態に近いくらい」の味の染み具合で、でてきた水分を捨てれば臭みもほとんど気にならないので、方法に関しては覚えておきたい便利な方法だと思えるレシピでした。
ただ、味付けに関しては少し気になる点があって、レシピ通りの生醤油味は醤油の入り方がややきつかったです。また、4時間半では少し濃かったので、短い方の時間でも良かったなと思いました(キッコーマンさん、しぼりたて生醤油使用です)。
なのでもし次につくるとしたら、方法は同じで醤油を水で薄めるとか、煮立てるとか、めんつゆを薄めたものにするとか、すこし手を加えた方法で作ろうと思いました。
同様の方法でコーヒーに浸けるとコーヒーゼリー風にもなるというのが面白そうだったので、そちらの方も後日試してみます。
【追記】コーヒーゼリーも作りました!