「中華ドレッシングで作る、失敗しないパラパラチャーハン」を作りました。
得する人損する人、家事えもんさんのレシピです。
主な材料はごはん、卵、万能ねぎ、中華ドレッシングです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料
ご飯 300g 中華ドレッシング 大さじ4 卵 2個 万能ネギ 大さじ2(1~2本をハサミで小口切り) 作り方
- 火をつける前に、フライパンにご飯とドレシッングを入れ、ご飯のかたまりがなくなるよう、ねばらないように混ぜる。
- ご飯にドレッシングが行き渡ったら、強火で加熱し、全体が温まり出したら、ゴムベラなどでねばらないように混ぜながら火を通す。※ノンオイルドレッシングは NG
- ご飯を、片方に寄せて卵を割りいれて、半熟状態になったところでご飯と絡める。
- 仕上げに万能ネギを入れれば完成。
引用元:得する人損する人 家事えもんさん 「チャーハンの弱点を全て解決!失敗しないパラパラチャーハン」2017.09.14
では、作ってみます!
「中華ドレッシングで作るパラパラチャーハン」を試してみました!
火をつける前に、フライパンにご飯とドレシッングを入れ、ご飯のかたまりがなくなるよう、ねばらないように混ぜます。
ご飯の温度については解説がなかったんですが、調理風景ではご飯の入ったボウルに蒸気がついていなかったので、炊き立てではなさそうでした。
今回は、15分ほどおいて少し冷ましたものを使っています。
中華ドレッシングを使うのは、1本の中に、塩・醤油を始めチキンエキスパウダーなど
おいしいチャーハンを作るのに必要な調味料が全て入っているためだと話していました。
ノンオイルのものだとべたべたになってしまうので、ノンオイルではないもの使うのがポイントになっていました。
今回使ったのはマコーミックさんのドレッシングで、チキンエキスパウダーの代わりにローストガーリックペーストなどが入っています。
ご飯にドレッシングが行き渡ったら、強火で加熱し、全体が温まり出したら、ゴムベラなどでねばらないように混ぜながら火を通します。
ドレッシングの油がご飯をコーティングしてくっつきにくくなり、お酢に含まれる酸が米のねばりが出るのを抑える効果があるのだそうです。
ご飯を片方に寄せて、空いているところに卵を割りいれ、半熟状態になったところでご飯と絡めます。
仕上げに万能ネギを入れれば完成です。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
味付け不要
ドレッシングだけで味付けいらずなので、簡単なところが良かったです。
今回使った中華ドレッシングはガーリック入りだったので、ガーリックチャーハン風にもなると思ったら、ドレッシングのガーリック味はほとんどわからない仕上がりでした。
普通に醤油や塩などを使って作るチャーハンと違うと思ったところは、わずかに酸味のような味(でもほとんど気にならない)を感じるのと、後味に残る香辛料の味が黒コショウをきかせた料理のように残るので、それが特徴でした。香辛料の味に関しては、ドレッシングの原材料によるところもあるかもしれないです。
味付けはドレッシングをどこか連想させる部分があって、普段づくりのものとは少し違うなというのは感じるんですが、食べていくと酸味とか味にも慣れてきて、中~後半の方がより良い印象に感じてくるチャーハンのように感じました。
焼き色のついた部分がおいしい
強火で仕上げているので、ところどころ焼き色のついた部分ができていて、そこに少し香ばしさがあっておいしかったです。
気になったところ
パラパラよりはべちゃっとはしていないのほうがしっくりくる
このレシピは「絶対に失敗しないパラパラチャーハン」となっていたのですが、お米の仕上がり具合に関しては、「パラパラ」というよりは「べちゃっとはしていない」という方がしっくりくる出来上がりに感じます。
お店で出てくるような理想的なパラパラのチャーハンよりは少し間をあけて、パラパラの中でもしっとり系のチャーハンに感じました。
パラパラチャーハンは今まで4つの方法を試していて、今のところ気に入っているのは土井さん流の方法(左下)とマヨネーズで作る方法(左上)なんですけれども、今回の中華ドレッシングの方法は、マヨネーズ炒飯の少し下くらいの仕上がりに感じました。
中華ドレッシングは味付けが面倒な人には良いと思うんですが、味付けが毎回決まってしまうのがデメリットでもあり、味も悪くはないけれど良くもないという悪い意味で無難な味付けにもなってしまいます。
なので手軽さを重視する人には良い反面、よりおいしいチャーハンを目指したい場合には、これは一番手にはならない方法だと思いました。
慣れるまでは少し不思議な味付け
あと、味付けに関してはやはり初めは不思議な味に感じる面があって、中華ドレッシングを少し連想させる味は感じます。醤油やオイスター、塩こしょうなどで作ったチャーハンに比べると、悪くはないのだけれど、バッチリなおいしさでもないという部分がありました。
食べていくうちに慣れてきて、気になりにくくはなるのですが、味付けに関しては「失敗はしない分、ばっちり決まった味でもない」という味になってしまうのは難しい所だと思いました。
中華ドレッシングが必要
調理に使う中華ドレッシングはノンオイルのものではベタベタになってしまってダメだと話していたので、そこだけ注意が必要でした。
確かに中華ドレッシング1つあればいいという点は一見簡単そうに思えるのだけど、うちでは常備しているドレッシングではないので、作りやすさの面では逆に手間に感じてしまう点でした。
常備してある家庭には良い所であり、そうでない家庭やノンオイル派の人には逆に作りにくい条件だと思ってしまうところは好みが分かれる点だと思いました。
結論:パラパラというよりはべちゃっとしないという方がしっくりくる出来上がりで、マヨネーズ炒飯に近いほぐれ具合のチャーハンができました。味付けいらずで手軽に作れる半面、ドレッシング味が不思議に感じてしまう面もあったので、作りやすさを重視したい人に、より向いているレシピでしょう。
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
ノンオイルではない中華ドレッシングで作る、パラパラチャーハンレシピ。
お店の様なパラパラまではいかないものの、べちゃっとせずに出来上がり、ところどころ焼き色のついた部分が香ばしくて良かったです。
今までチャーハンはじっくり炒める、マヨネーズを使う、お米を洗う、卵かけごはんにするなどいろいろ試してみたのですが、マヨネーズを使った時に近い仕上がりで、パラパラといわれるものの中でも少ししっとり系の仕上がりで、どちらかというといい印象で食べられました。
ただ、ドレッシング味は「おいしい」よりは「意外と悪くない」という方がしっくりくる味で、手軽に作れる半面、そのおいしさも少し変わったところに着地してしまうところは好みが分かれる点だと思いました。
なので、おいしいチャーハンを作りたい!という時よりは、味付けを調整するのが手間だったり、とりあえず手っ取り早く作りたいという時の選択肢により向いているチャーハンだと思いました。