「甘辛ポテトコロッケ」を作りました。
きょうの料理・新家庭料理の定番、舘野鏡子さんのレシピで、タネは鍋1つで作れるのが特徴のレシピです。
主な材料はじゃがいも、たまねぎ、にんじん、合いびき肉、キャベツです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料:10個分
じゃがいも 3個(約450g) たまねぎ 1/2個(100g) にんじん 1/4本(50g) 合いびき肉 100g
衣 溶き卵 1/2個分 小麦粉 大さじ4~5 牛乳 大さじ1強
パン粉 適量 キャベツ(3~4cm四方に切る) 2~3枚分
【A】 中濃ソース 大さじ2 マヨネーズ 大さじ1
●サラダ油・酒・砂糖・こしょう・しょうゆ・塩・揚げ油 作り方
- じゃがいもは皮をむいて小さめの一口大に切る。たまねぎは5~6mm厚さの薄切り、にんじんは3~4mm厚さの半月型に切る。
- 鍋にサラダ油小さじ2を中火で熱し、たまねぎ、にんじんを入れて炒める。
しんなりとしたらひき肉を加え、色が変わるまで炒める。- ジャガイモを加えて軽く炒め、ヒタヒタの水、酒大さじ1、砂糖小さじ1、こしょう少々を加える。紙タオルで落し蓋をし、さらにふたをして中火で10~12分煮る。
- じゃがいもが柔らかくなったら、しょうゆ小さじ2、塩小さじ1/4を加える。
へらで混ぜて味を均一にしながら火を強め、汁気を飛ばし、へらでじゃがいもをつぶす。- バットに紙タオルを敷き、4を10等分にしてのせる。粗熱が取れたら小判型に成型する。
- ボウルに衣の材料を混ぜ合わせ、5をくぐらせパン粉をまぶす。170~180度に熱した揚げ油できつね色になるまで揚げ、器に盛る。
- キャベツを別の器に盛り、混ぜ合わせたAを添える。
情報元:きょうの料理 新家庭の料理定番60 舘野鏡子さん「ゴロッと甘辛ポテトコロッケ」2017.09.18
では、作ってみます!
タネが鍋1個でつくれる「コロッケ」を作ってみました!
下準備
じゃがいもは皮をむいて小さめの一口大に切ります。
たまねぎは5~6mm厚さの薄切り、にんじんは3~4mm厚さの半月型に切ります。
タネ作り
鍋にサラダ油小さじ2を中火で熱し、たまねぎ、にんじんを入れて炒めます。
しんなりとしたらひき肉を加え、色が変わるまで炒めます。
ジャガイモを加えて軽く炒め、ヒタヒタの水、酒大さじ1、砂糖小さじ1、こしょう少々を加え、紙タオルで落し蓋をし、さらにふたをして中火で10~12分煮ます。
12分後の様子です。
じゃがいもが柔らかくなったら、しょうゆ小さじ2、塩小さじ1/4を加え、へらで混ぜて味を均一にしながら火を強め、汁気を飛ばし、へらでじゃがいもをつぶします。
バットに紙タオルを敷き、タネを10等分にしてのせます。粗熱が取れたら小判型に成型します。
紙タオルをひくことで、余分な水分を取り除きながら早く余熱をとることができるのだそうです。
今回は15分ほどで粗熱をとってすぐ調理してしまったのですが、「冷蔵庫で冷やすとより扱いやすくなるわよ」と母が教えてくれました。
衣をつけてあげる
ボウルに衣の材料を混ぜ合わせ、タネをくぐらせパン粉をまぶします。
170~180度に熱した揚げ油できつね色になるまで揚げ、器に盛ります。
キャベツを別の器に盛り、混ぜ合わせたA(中濃ソース、マヨネーズ)を添えればできあがりです。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
作りやすく配慮されていて、小さな工夫がいろいろある
コロッケ自体はタネを作って粗熱をとって、揚げてと工程を踏むので少し手間のかかる料理なんですが、それでもコロッケの中では作りやすいように色々と工夫がされているところが良かったです。
例えば、タネが鍋1つでできるところや、キッチンペーパーの上に置いて粗熱をとる工程が15分くらいで済んだところ、衣は小麦粉と卵を混ぜたもので一度につけてしまうところなどが良かったです。
コロッケを作るときにある小さな面倒を、なるべく取り除くように配慮してくれているのが伝わってきました。
手作り感のあるおいしさ
コロッケの衣もサクサクでよいできあがりで、中は潰し具合によってごろごろした感じもなめらかな感じも作れそうでした。
後味に少しだけ自然な甘みがあって、甘辛な感じも出ていて味もよかったです。
一つ特徴だと思ったのは、タネはぎゅっとつまったものよりはわずかにどろみの要素もあるような、少しだけ柔らかめの仕上がりになりました。
それがかえって手作り感のある優しい感じな気がして良かったです。
マヨネーズ入りソースは選択肢の一つとしてありというかんじで、他にもソースケチャップなど、色々用意しても良かったです。
気になったところ
衣をつけるところで
揚げる前に衣をつけるところなんですが、衣にドロミがあるので、おはしなどでタネをひっくり返そうとすると形に凹凸が付きやすかった点だけ気になりました(タネは冷蔵庫でしっかり冷やしておくと、より扱いやすくなるのだそうです)。
ただ大きく崩れたりするようなことはなく、後から表面をならせば元に戻ったので大丈夫でした。今度作るときは、そこだけ少し気を付けて作ろうと思いました。
結論:じゃがいもは下茹で不要で、鍋1つで作れる手軽さが良かったです。そのほかにもなるべく楽に作れるように工夫がされていて、これならまた作っても良いと思えました。タネはわずかに柔らかめで、手作り感のある仕上がりです
おすすめレシピ!
鍋1つでタネが作れる、コロッケの新定番レシピ。
タネ作りや粗熱とりなど、コロッケで面倒に感じる所を色々配慮してくれているレシピで、コロッケ自体は簡単というほどではないけれど、このレシピならまた作っても良いなと思える作りやすさがあったところは良かったです。
なかの部分ははスーパーで買うものよりはわずかに柔らかい仕上がりなんですが、それが手作り感にもなっていて、味もおいしかったです。
これは覚えておきたいレシピです。