「ヨーグルトアイス」を作りました。
きょうの料理、栗原はるみさんのレシピです。
主な材料はプレーンヨーグルト、卵、生クリーム、はちみつです。
では作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料:つくりやすい分量
プレーンヨーグルト(無糖) カップ1 卵 2個 グラニュー糖 80g 生クリーム カップ1 はちみつ 大さじ2 作り方
- 卵は卵黄と卵白に分けておく。大きめのボウルに卵黄とグラニュー糖の1/3量を入れ、泡だて器で白っぽくなるまで混ぜ、ヨーグルトを加えて混ぜる。
- 別のボウルに生クリームを入れ、約1/3量のグラニュー糖を加えてハンドミキサー(または泡だて器)で、ツノがたつくらいまで泡立てる。
- また別のボウルに1の卵白を入れてハンドミキサー(または泡だて器)で軽く泡立てて、残りのグラニュー糖を加え、ピンと角が経つまで堅く泡立ててメレンゲを作る。
- 1のボウルに2の生クリームの1/3量を加えてよく混ぜ、残りの生クリームを加えて手早く混ぜる。3のメレンゲの1/3量を加えてよく混ぜ、残りのメレンゲを加え泡をつぶさないように手早く混ぜる。
- 最後にはちみつを加えて軽く混ぜ、容器に流しいれて冷凍庫で冷やし固める。
1時間ほど冷やしたらスプーンで一度混ぜ、もう一度冷やし固める。これを2~3回繰り返す。情報元:きょうの料理 栗原はるみさん 「ヨーグルトアイス」2017.08.10
では、作ってみます!
栗原はるみさんの「ヨーグルトアイス」を作ってみました!
準備
卵は卵黄と卵白に分けておきます。砂糖は約1/3ずつに分けておきます。
クリームやメレンゲを作って合わせるので、一連の作業は10分くらいで仕上げるつもりでやるとよいと話していました。
ボウル1:卵黄、砂糖、ヨーグルト
大きめのボウルに卵黄とグラニュー糖の1/3量を入れ、泡だて器で白っぽくなるまで混ぜます。
ヨーグルトを加えてさらに混ぜます。
ボウル2:生クリーム、砂糖
別のボウルに生クリームを入れ、約1/3量のグラニュー糖を加えてハンドミキサー(または泡だて器)で、ツノがたつくらいまで泡立てます。
放送では、ボウルごと下に向けても落ちてこないぐらいの堅さに仕上げていました。
ボウル3:卵白、砂糖
また別のボウルに1の卵白を入れてハンドミキサー(または泡だて器)で軽く泡立てます。
残りのグラニュー糖を加え、ピンと角が経つまで堅く泡立ててメレンゲを作ります。
順に加えて冷やし固める
ボウル1に生クリームの1/3量を加えてよく混ぜ、残りの生クリームを加えて手早く混ます。
次にメレンゲの1/3量を加えてよく混ぜ、残りのメレンゲを加え泡をつぶさないように手早く混ぜます。
最後にはちみつを加えて軽く混ぜ、容器に流しいれて冷凍庫で冷やし固めます。
はちみつはメープルシロップで代用しても良いと話していました。
1時間ほど冷やしたらスプーンで一度混ぜ、もう一度冷やし固めます。
これを2~3回繰り返します。
レシピの通りだと3回繰り返したら出来上がりなのかな?という感じだったのですが、私が作った時は3回目が終わっても固まり加減が足りず、結局一晩おきました。下側の画像が一晩おいた後です。
(放送でも一晩おいていました!)
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
市販品ではなかなかない味に
食べて味の初めにヨーグルトの酸味が少し出てくるのですっきりした味のアイスと思いきや、そこから蜂蜜の風味がわかるくらいに出てきて、後にはちみつのコクと甘さが残るので、ただのさっぱり系ではない、個性派アイスに感じました。
ヨーグルトにはちみつ、あるいはメープルシロップをかけて食べた時に残る後味があるじゃないですか、味の最後の方はそれに重なる瞬間があります。
さっぱりかと思いきやはちみつで味の変化ついているところが、なかなか市販品では味わえないような味になっていて、手作りならではの良さがあって良かったです。
量は何度かに分けて食べられるような、多めの仕上がりでした。
気になったところ
アイス初心者には簡単・・ではなかった。
簡単にできるアイスレシピとして紹介されていたのですが、アイスクリーム作りの経験がほとんどない私には簡単ではなかったです。
栗原さんの簡単なデザートといえば「チーズケーキ」はボウル1個で作れて気に入っているのですが、
今回のアイスクリームはボウルを3個使ってそれぞれ硬さの調整が必要だったり、アイスも冷やし固めているときに少し分離して不安になってしまったり時間通りには固まらなかったりと、初心者でも簡単というところまでの難易度ではなかったです。
既に何度も手作りアイスを作ったことのある方だったら、この点は気になりにくいと思います。
アイスの仕上がりが少し「爽」のようになってしまった
できあがったアイスなんですけれども、スーパーできちんとしたアイスクリームを買ってきたようななめらかさまでは出なくて、霜のようなものが中に少しできて固まっているような感じの、ラクトアイスの爽がわずかに混じったような出来上がりになってしまいました。
これはこれでおいしかったのだけれど、アイスの滑らかさに関しては、悪い意味での手作り感が少し出てしまっているように感じました。
ただ、これは私の経験が少ないせいもあると思うので、慣れている方ならなめらかにできるのかもしれないというところでした。
はちみつのアクセントが良くもあり、好みが分かれる点でもある
コクだしのためにポイントでいれてある蜂蜜のおかげで、後味の蜂蜜味はほんのりどころか結構わかるくらいに後に引くので、それがこのアイスの良さでもあり、逆にもっとシンプルなヨーグルトアイスが好きな人には好みが別れてしまう点でもあると思いました。
砂糖の甘さと別に蜂蜜の甘さが最後に加わわるので、甘さ控えめなアイスが好きな人には少し甘く感じてしまうかもしれなかったです。
結論:ヨーグルトアイスというよりはちみつヨーグルトアイスといってもいいような、市販品ではなかなか食べられない味になっていたところは良かったです。ただ、アイスのなめらかさは市販のアイスクリームほどは出ず、味は手作りならではの反面、質感も手作りならではの面が少し出た仕上がりになりました。
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
無糖ヨーグルト、卵、砂糖、生クリーム、はちみつで作るヨーグルトアイスレシピ。
一見さっぱり味のアイスかと思ったら、中盤から後半にかけてはちみつの風味が出てきてコクが残るので、市販のものではなかなか売っていないような味の仕上がりになっていたところは、手作りならではの良さがあって良かったです。
好みが別れるとしたら、砂糖とはちみつの甘さで全体の甘さは少し強めに感じてしまいやすいところと、アイスの滑らかさに関しては市販のアイスクリームほどなめらかには仕上がらず、わずかにかたまり感のある出来上がりになってしまうところでしょう。
アイスの手作りをあまりしない私には、手間とおいしさを考慮すると一度で満足してしまいましたが、味に関してはこのアイスならではの個性があったので、気になった方は一度は作ってみる価値があるレシピでした。