「くるみ味噌」を作りました。
その原因、Xにあり!という番組で、くるみの産地、長野県・東御市のくるみ農家さんがよくつくる料理として公開していたレシピです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料:作りやすい分量
くるみ 100g 味噌 大さじ2 みりん 大さじ2 砂糖 大さじ2
では、半量で作ってみます!
「くるみ味噌」を作ってみました!
くるみは包丁で細かく刻んでおきます。
ボウルに味噌・砂糖・みりんを入れてよく混ぜあわせ、刻んだくるみを加えて混ぜればできあがりです。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
そのまま少しずつ食べたり、大根やパンに
火を通していない分、甘さも塩気もはっきり残っているので、そのまま食べるなら少量ずつ食べたりご飯にのせたりしたくなるような味加減です。
地元の人はこのクルミ味噌をふろふき大根やパンにのせて食べていると話していたので、どちらも試したみたのですが、パンの方は1枚にぬると結構量を使ってしまうので、贅沢なクルミパンのようです。
ふろふき大根の方は緩さがないのであんまりなじまないかなと思ったのですが、大根を噛んだ時に出てくる水分で、つなぎの味噌が溶けて広がります。
田楽味噌よりも味噌の量が少ないので味噌味の濃さは控えめで、その代わり味の後半は味噌味よりもクルミの味と食感がメインになるあっさりした食べ上がりになります。
これはこれでおいしいと思える良さがあって良かったです。
今回くるみ50gで作って、ふろふき大根4切れ分ぐらいで使える量でした。
高血圧予防効果が期待できる
このクルミと味噌の組み合わせは高血圧予防の観点からも組み合わせが良く(解説は公式サイトに記載されています)、味噌には高血圧予防に効果的なくるみのαリノレン酸が酸化してしまうのを抑える効果があるため、くるみの成分をより効果的に摂取することができると解説されていました。
クルミの1日の目標摂取量は30gなので食べすぎは禁物ですが、味は予防目的でない人が食べてもおいしいくらいなので、健康食として考えたら取り入れやすいところが魅力的と言えるでしょう。
気になったところ
クルミ味噌レシピの中だとクルミ多め
クルミ味噌のレシピはクルミが多めのものと味噌多めのものがそれぞれあるのですが、このレシピはクルミが多い方のレシピで、味噌はつなぎ程度の少量しか入っていません。
このレシピだとくるみ50gに対して味噌大さじ1なのですが、味噌多めのものだと、クルミと同じくらいか、あるいはそれ以上の分量になっていました。
なのでこのレシピだと市販品で見かけるようなクルミ味噌よりも緩さがなく、また材料費の面では割高になってしまうところが気になってしまいました。
値段は気にしない人やクルミがたっぷりな方がいいという人には良いと思うのですが、何度も作ることを考えると、もう少し味噌多めの方が作りやすさもあって良かったと思いました。
結論:くるみたっぷり、味噌はつなぎ程度の少量なので、くるみが好きな人や沢山食べたい人向きのレシピになっていました。味はおいしかったのですが、値段のことを考えるともう少し味噌が多いレシピを探したいです。
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
細かく砕いたくるみをみりん、砂糖、味噌と合わせて作る、クルミ味噌レシピ。
味噌はくるみをまとめる程度の少量なので、市販にあるようなくるみ味噌ペーストよりも緩さがなく、くるみが多めの贅沢な仕上がりになっていました。
ふろふき大根に乗せると、田楽味噌よりも味噌の強さが控えめな分、くるみの食感と風味で味が補われるので、新しいおいしさがあり良かったです。
ただ、くるみ味噌の組み合わせ自体は良い印象だったのですが、もう少し緩さがあっても良かったかなと思うところと、くるみが安くないことを考えるともう少し味噌多めのレシピを探したいという感想でした。
お茶請けや箸休めにも使えるので、クルミの方をたくさん取りたいという人には、良いレシピでしょう。