「とうもろこしを電子レンジで調理する方法」を試しました。
築地で野菜を仕入れて30年という西太の岡本光生さんが、トウモロコシの選び方、レンジの調理法、簡単な皮のむき方を解説していたので、早速試してみました。
では、その方法と試した感想です。
内容
レンジの調理法
材料
皮付きのとうもろこし 1本 調理法
- とうもろこしはひげが黒いものを選ぶ。皮付きのまま電子レンジにいれて500wに約5分かける。
- 太い側の端を切り落とし、反対側の先端をもってふると皮がむける。
情報元:それダメ! 「野菜界の池上彰が伝授!目利き&おいしい食べ方」 2017.07.19
では、試してみます!
おいしいとうもろこしの選び方と保存法
まずはおいしいとうもろこしの選び方です。
とうもろこしのひげは白いものと黒いものがあるのですが、黒いものの方がより甘くて良いと解説していました。
その理由について、「ひげは1本1本が豆にくっついていて、ひげが黒くなる=ひげに栄養がなくなったということであり、豆の部分に栄養が行き届いて完熟しているサインだから」という風に話していました。
保存する場合は、皮付のまま新聞紙でくるんで野菜室に置き、立てておくと粒に負担がかからず、味が落ちにくいと解説していました。
おいしい食べ方:レンジで調理
そしてとうもろこしをおいしく食べるなら、電子レンジで調理するとよいと話していました。
やり方は簡単で、買ってきた状態の皮付きのまま500wで5分、電子レンジで加熱するだけです。
出来上がりを素手で一枚一枚むくのは熱いので、一番高く盛り上がっているあたりを切り落とし、ひげの部分をもってふると皮がうまくむけると話していました。
2本試してみて、うまくいくと皮から実の部分が外れるのですが、1本はうまくいかず普通にむいてしまいました。
食べやすい大きさに切れば出来上がりです。
ではいただきます。
感想
良かったところ
簡単、味も良い
皮付のままレンジにいれるだけなので、茹でて作るよりずっと簡単に作れました。
レンジ調理で破裂したりしないのか、加熱ムラが出るのではないのか、粒から水分がぬけてパサパサした感じになるのではないかと色々疑問に思っていたのですが、4本作ってみていずれも問題なかったです。ハリツヤや甘みもきちんとあります。
むしろ茹でていないことでとうもろこしの味がしっかり残っている感じがして、レンジ調理だとはわからない仕上がりでした。
料理レシピで茹でたものを1本だけ使う時や、少しだけ食べたくなった時にとても良い方法だと思いました。
気になったところ
皮をスーパーで捨ててこれない
皮は残ったままレンジ調理するのがポイントなので、スーパーで皮を捨ててくる派の人にはゴミが増えてしまうところはデメリットと言えるでしょう。
塩味がつかない
あとは茹でたもののように塩味が入らないので、普段は塩水で茹でて作っている人だと、もしかしたら塩味が入っているかどうかの違いが気になるかもしれなかったです。
ただ、そのままでもとうもろこしの味がしっかりしているので、そのまま食べても味がたりないということはなかったです。
結論:皮をむく方法はうまくできないこともあったが、水にひたさないので味がしっかり残っているように感じがして、出来上がりは良かった。ちょっと料理で使いたい時や食べたくなった時に使える方法でしょう。
とうもろこしを皮ごとレンジに入れて500wで約5分加熱する方法。
ムラができたり生っぽくならないのか半信半疑だったのですが、レンジで調理したのは全然わからない出来上がりで、味も問題なくおいしかったです。
茹でたものと違うかなと思ったところは塩味が入っていないので、そこにこだわりがある人には味の調整がしにくいところだと思いました。
それ以外のとうもろこし自体の味に関しては、細かい差はあるのかもしれないのだけれど明らかに気になるような大きな差はなく、手軽さも考慮すれば十分満足できるおいしさになっていました。
沢山買ってきて大きな鍋で茹でてももちろんおいしいのですが、時間もかかるし熱いしで調理に気が引けるときもあるので、電子レンジの方法もうまく使うことで、より食事にも取り入れやすくなって良い方法だと思いました。
祖母にも伝えたい方法です。