「梅酒で作る生姜焼き」を作りました。
サタデープラスで紹介していたレシピで、賛否両論・笠原将弘さんのレシピです。
みりんと酒の代わりに梅酒を使うという面白いレシピだったので、早速作ってみました。
主な材料は梅酒、豚ロース肉、玉ねぎ、トマト、キャベツです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
【材料】(2人前)
豚ロース肉 3~4枚 サラダ油 適量 玉ねぎ(薄切り) 1/4個 梅酒 50ml 濃口醤油 大さじ1/2 おろし生姜(チューブ) 8g 作り方
- 梅酒、濃口醤油、おろし生姜を合わせて絡めておく。(肉をやわらかくするため)
- フライパンにサラダ油を加えて熱し、玉ねぎを炒める
- 玉ねぎが透明になったらフライパンの端に寄せて肉を並べて焼く
焼き目がついて火が通ったら肉を取り出す- タレを加えて熱し、肉を戻してよく絡める
- 器にキャベツ、トマトを盛って、生姜焼きを盛り付けて完成です
引用元:サタデープラス プロ直伝!コレだけレシピ 笠原将弘さん「生姜焼き定食」2017.06.17
では、作ってみます!
「梅酒で作る生姜焼き」を作ってみました!
下準備
梅酒、濃口醤油、おろし生姜をボウルに入れて混ぜ、肉を加えて絡めておきます。
特に浸けておく時間の指定はなかったので、今回は10分ほどなじませました。
酒とみりんの代わりに梅酒を使うのは、調味料が減る・梅酒効果でお肉が柔らかくなる・臭みを消せるためだと解説していました。
玉ねぎは薄切りにし、盛り付け用のトマトと千切りキャベツを用意しておきます。
フライパン調理
フライパンにサラダ油を加えて熱し、玉ねぎを炒めます。
玉ねぎが透明になったらフライパンの端に寄せて一度火を止め、汁気を切った肉を並べて焼きます。
ここで焼き目を付けてから取り出すのですが、タレの水分のせいか、なかなか焼き色が付きません。
汁気を少しふきとってみると、次第に焼き色が付きました。
焼き目がついて火が通ったら肉を取り出します。
タレを加えて熱したら、肉を戻してよく絡めます。
器にキャベツ、トマトを盛って、生姜焼きを盛り付ければ完成です。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
簡単
調味料は梅酒・醤油・生姜チューブと少ない数でできるようになっていて、生姜もチューブでもよしとなるべく簡単に作れるように配慮されていたので、作りやすかったです。
酒やみりんでは出ない甘みがある
肝心の味の方なのですが、口に運んですぐの時に、酒やみりんではでないような少し角のある甘みがあるのがわかります。
ご飯と一緒に食べるとわかりにくくなるのですが、お肉それ自体で食べると「いつもとは違う何か隠し味が入っている?」となるような、少し甘みに特徴があるような気がしました。
梅肉を少量入れて作った生姜焼きに深みのある甘さがついたような味で、いつもの生姜焼きとは違うのが分かる人にはわかるような、新しさもある味に感じました。
気になったところ
お肉は特に柔らかくなかった
お肉の硬さについては「粉をつけない割には硬くないけれど、特に柔らかくはない」という仕上がりでした。お箸ではほぐれないし、噛み切るのも少し力が必要でした。
ただ、私はお肉の焼き色をしっかりつけるというところで焼き色がつきにくかったので、そこがスムーズにいっていれば仕上がりはもっと良かったかもしれないと思いました。
梅酒が良くも悪くも
また、梅酒による甘みはそこまで強くないものの、後味がいつもと少し違うという感覚はあるので、それが人によって良くも悪くもだと思いました。
このレシピでは酒とみりんの代わりにと置き換えていたのですが、出来上がりは酒とみりんのものとは甘みが違うのがわかって、梅肉入りのようでまたそれとも違うというような、新しい味付けの料理のようにも感じました。
結論:酒やみりんではでないような、少しトゲのある甘みが出ていたところに面白くもある生姜焼きでした。お肉の硬さは特段柔らかいという感じではなかったです。
ふつうレシピ!
酒とみりんのかわりに梅酒を使って作る豚の生姜焼きレシピ。
味は梅酒入りなのがわからないといわれていたのですが、食べた時に酒とみりんでは出ない少しトゲのある甘みを感じて、少量の梅肉が入って甘みが深くなったような生姜焼きのイメージを連想しました。
ただ、お肉の硬さは「粉をつけない割には硬くないけれど、柔らかいとはいえない」という出来上がりでした。
うちは梅酒が余っているので気に入ったらまた作ろうと思っていたのですが、今回作ってみた結果では、「次回はふつうの生姜焼きを作ろう」という感想でした。
普段の定番の生姜焼きをこれに置き換えるというよりは、たまに作るちょっと面白い・新しい生姜焼きという方がしっくりくるレシピだと思いました。
一緒に紹介されていたトマトジュース入りの豚汁も作ったのですが、どちらも無難というよりはまさに賛否両論という言葉が似合うような、個性のある味に感じました。