「トマトソースのアスパラペンネ」を作りました。
きょうの料理、栗原はるみさんのレシピです。
主な材料はペンネ、アスパラガス、トマトの水煮、トマト、ベーコン、白ワインです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(2人分)
ペンネ 160g グリーンアスパラガス 8~10本(150g)
トマトソース(つくりやすい分量) トマトの水煮(缶詰) 1缶(400g) トマト 2~3コ(400g) ベーコン(塊) 100g にんにく(つぶす) 2かけ たまねぎ(みじん切り) 1/4コ(50g) 白ワイン カップ1/4 赤唐辛子(種を除く) 1本
パルメザンチーズ 適量 ●オリーブ油・塩・こしょう 作り方
- トマトはヘタをとって4等分、ベーコンは7~8mm厚さに切り、さらに細切りにする。鍋にオリーブ油大さじ2とにんにくを入れて弱火で熱し、香りが出たらベーコンを加えて色づくまで炒める。たまねぎを加えてさらに炒め、白ワインを回しいれる。
- 中火にしてひと煮立ちさせ、アルコール分がとんだら生のトマトを加え、ふたをして弱火で約5分煮る。トマトが柔らかくなったらふたをとり、トマトの水煮と赤唐辛子を加える。弱火の中火で10~15分煮詰めて塩少々を加える。
- アスパラガスは根元を切ってはかまを除き、ペンネと同じ長さの斜め切りにする。深めのフライパン(または鍋)にたっぷりの湯を沸かし、塩少々を入れてペンネの袋の表示時間通りにゆでる。ゆであがる約1分前にアスパラガスを加えてゆで、ざるにあげて湯をよくきる。
- 深めのフライパンに3を入れて中火にかけ、2のトマトソースカップ2を加えて混ぜ、塩・こしょう各少々で味をととのえる。
- 器に盛り、パルメザンチーズをすりおろしてかける。(トマトソースは冷蔵庫で3日、冷凍庫で2~3週間保温可。)
情報元:きょうの料理 栗原はるみさん「アスパラガスのトマトペンネ」2017.06.08
では、作ってみます!
「アスパラガスのトマトペンネ」を作ってみました!
下準備
トマトはヘタをとって4等分、ベーコンは7~8mm厚さに切り、さらに細切りにします。
にんにくはつぶしておき(私は間違えてみじん切りになっています。)、たまねぎはみじん切りにしておきます。
アスパラガスは根元を切ってはかまを除き、ペンネと同じ長さの斜め切りにします。
トマトソースを作る
鍋にオリーブ油大さじ2とにんにくを入れて弱火で熱し、香りが出たらベーコンを加えて色づくまで炒めます。
たまねぎを加えてさらに炒め、白ワインを回しいれます。
中火にしてひと煮立ちさせ、アルコール分がとんだら生のトマトを加え、ふたをして弱火で約5分煮ます。
トマトが柔らかくなったらふたをとり、トマトの水煮と赤唐辛子を加えて弱火の中火で10~15分煮詰めて塩少々を加えます。
15分後の様子です。すこしもったりした感じがでているものの、さらさらした部分も残っています。これでトマトソースの出来上がりです。
ペンネをゆでて和える
深めのフライパン(または鍋)にたっぷりの湯を沸かし、塩少々を入れてペンネの袋の表示時間通りにゆで、ゆであがる約1分前にアスパラガスを加えます。
ざるにあげて湯をよくきっておきます。
深めのフライパンにペンネとアスパラガスを入れて中火にかけ、トマトソースカップ2を加えて混ぜ、塩・こしょう各少々で味をととのえます。
器に盛り、パルメザンチーズ(粉チーズでもよい)をすりおろしてかければできあがりです。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
砂糖なしとは思えないトマトソース
トマトは水煮と生トマトが入っているので濃厚なのかと思いきや、意外とすっきりとしていて、自然にうまみを感じる程度の味加減にうまく調整されています。トマトの酸味は少な目で、甘みの方をややしっかりと感じるソースです。
しかし驚くことに、このレシピ砂糖が入っていないんですよ。
それなのにどうしてこんなに甘みがついているのだろうと思うと、白ワインが隠し味になっているのだろうと思いました。
砂糖だと味のベースの下の方にドンと少しの重みのある甘さを残すのですが、白ワインの方はトマトの味からゆるやかなカーブで甘くがついているかんじで、上から下になだらかに入ってくるような、どちらかというと軽い甘みで、より自然な甘味の付き方をしています。
栗原さんが簡単だけど本格なトマトソースだと紹介していたので、もしかしたらこの味の違いがこだわりのポイントなのかもしれないと思いました。
いままで砂糖入りのトマトソースを作ることが多かったので、白ワイン入りのソースだと甘みの入り方の違いが新しく、そしておいしかったです。ソースは追加でかけたほうがより好みでした。
作り方は割と簡単
白いワインを使う点が材料面ではネックなのですが、調理の行程は5分₊15分煮ればできるので、作るのは比較的簡単でした。
ペンネはアスパラと一緒にゆでて時短ができるので、ソースのできあがりと合わせておけばそこからすぐ完成までいけるので、なるべく簡単に作れるよう配慮されていたところが良かったです。
気になったところ
アスパラガスの太さが・・
説明では細めのアスパラガスを使うとあったので、わざわざ目に見えて細いアスパラを買ってきたのですが(一束16本くらいの)、実際にはスーパーで売っている普通のアスパラで良かったところだけ調理中にがっかりしてしまいました。
アスパラは細いものというよりは太くないものというほうが感覚的には近くて、一束8~10本位の、ペンネと同じくらいの太さのもので大丈夫でした。
また、筋とりをするとは話していなかったので今回はとらなかったのですが、食べた時に筋張った部分があったので、筋はいつものように下処理をしておいた方がベターだと思いました。
ソースが余る
また、ソースは使い切りではなく、私の時はだいたい1~1.5カップほどあまりました。
ただ、放送ではオムレツにかけたりピザトーストにしたりしても良いよとアドバイスしてくれていたので、使い方の提案もあって良かったです。
結論:砂糖が入っていないのに、甘みがでていたところが驚きでした。砂糖入りのものよりもすっきりとして、自然な味わいのトマトソースなので、一度試してみる価値はあるでしょう。
おすすめレシピ!
手作りトマトソースで作る、トマトペンネレシピ。
トマト缶と生のトマトを両方使うのですが思ったよりあっさりとしていて、砂糖を使っていないのに甘みがでていたところ(おそらく白ワイン)がこのトマトソースの大きな特徴になっていました。
甘さの付き方も砂糖よりも軽くてなだらかにカーブがかかるような自然な甘みで少し上品な味わいにも感じて、トマトソースの甘さは砂糖で作ることが多かった私にはその甘さの出方の違いが新鮮でおいしかったです。
どちらもそれぞれ違いがあるので、人によっては砂糖の方が食べやすいというのもあるかもしれませんが、家に白ワインがあったら一度試してみる価値は十分にあるレシピでしょう。