「鶏のから揚げ」を作りました。
小林カツ代さんのレシピで、片栗粉をつけて中温で揚げるレシピです。
主な材料は鶏もも肉です。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
鶏もも肉 2枚(600g)
【下味】 しょうゆ 大さじ1+1/2 酒 小さじ1/2 ごま油 小さじ1/2 にんにく (すりおろす) 少々 しょうが汁 少々
パセリ*あれば。 適量 かたくり粉 カップ1/3 作り方
- 鶏肉は黄色い脂肪を取り除き、大きめの一口大に切る。ボウルに入れて【下味】の材料を加え、よくもみ込み、かたくり粉カップ1/3を加えて混ぜる。
- 揚げ油を中温(170℃くらい)に熱し、皮を下にして次々と入れて揚げる。
- 皮がこんがりと色づいてきたら裏返す。箸で時々大きくかき混ぜながらじっくり揚げる。最後にもう一度皮を下にしてパリッとさせ、よく油をきって器に盛り、あればパセリを添える。
では、作ってみます!
小林カツ代さんの「鶏のから揚げ」を作ってみました!
下準備
鶏肉は黄色い脂肪を取り除き、大きめの一口大に切ります。
ボウルに入れて下味の材料(しょうゆ、酒、ごま油、にんにく、しょうが)を加え、よくもみ込み、かたくり粉カップ1/3を加えて混ぜます。
揚げ油を中温(170℃くらい)に熱し、皮を下にして次々と入れて揚げます。
油は2㎝ほどの少な目で作るのがかつ代さん流なのだそうです。
皮がこんがりと色づいてきたら裏返します。170度で調理して、約3分ほどで色がつきました。
裏返したら箸で時々大きくかき混ぜながらじっくり揚げます。こうすることで肉が空気にふれて衣から余分な水分が抜け、外はカリッとして中は柔らかに仕上がるのだそうです。今回は裏表それぞれ約3分ずつで調理しました。
最後にもう一度皮を下にしてパリッとさせ、よく油をきります。
この時、皮を上にして重ならないようにバットにならべるのが良いのだそうです。
器に盛り、あればパセリを添えれば完成です。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
懐かしさも感じる王道美味しいから揚げ
表面の衣はパリッとしている部分がところどころにありますが、ザクザクした硬さまでは行かず、ベタッともしていません。いい意味で特徴がない、スタンダードなから揚げになっています。
唐揚げは材料や調理法によって衣の固さに色々特徴がでるのですが、これは本当に昔ながらのから揚げという言葉がぴったりくる、安定感のあるおいしさでした。
以前作った土井善晴さんのから揚げ(上画像)が「居酒屋さんで出てきそうなしっかり味のザクザク系から揚げ」だとしたら、カツ代さんのから揚げは「昔どこかのお弁当屋さんやお惣菜やさんで食べたような、懐かしい庶民的なおいしさの唐揚げ」という感じで、昔よく買っていたマヨネーズ付きのから揚げ弁当を思い出しました。
味付けは醤油とその他少々で下味はそんなに強くないので、マヨネーズを付けて食べる余地もあるから揚げになっていました。
気になったところ
良くも悪くも特徴がないところ
ある意味安心で安定のおいしさなんだけれども、本格的なから揚げにこだわりたい人やザクザクした固めの衣が好きな人にはもっと他のレシピが探したくなるでしょう。ふつうや無難が好き!という人にあいやすいレシピになっていました。
そのまま食べるよりは何かをつけたくなった
醤油味は入っているのだけれど塩は入っていないので、下味のはっきりさが少しぼやけているように感じました。そのままでもなかなかおいしいのだけれども、マヨネーズをつけたりして味を補いたくなるタイプの味付けに感じました。
なので下味がしっかりしてそれだけで食べたい人には少し物足りないかもしれなかったです。今回レシピの通りにしょうがもにんにくも本当に少々だけ入れたのですが、次回作るときは少し塩を入れるか、しょうがとにんにくをもっと多めに入れようと思いました。
結論:どこかで食べたことがあるような、懐かしさも感じる揚げ上がりのから揚げ。それだけよりもマヨネーズを付けて食べたくなるタイプでした。
おすすめレシピ!
衣は片栗粉のみで、中温で仕上げるから揚げレシピ。
衣の食感や硬さもいい意味で平均的に収まっており、「昔こんな感じのから揚げどこかで食べた事ある」と懐かしさも感じるような、平均的な所でバランスのとれたおいしいから揚げになっていました。
そのままで食べるしっかり味のから揚げというよりは、マヨネーズなどをつけて食べたくなるようなタイプのから揚げだったので、次回はしょうがとにんにくをもう少し効かせてつくろうと思います。
空気に触れさせたり皮目を上に取り出すなど、ちょっとした調理のコツも学べて良かったです。