美味しいパラパラチャーハンの作り方。5つの裏技を試してみて、一番良かったのはコレでした!【まとめ】

炊飯器や冷蔵庫にご飯が余っていたら、まず選択肢に浮かんでくる料理の一つ、チャーハン。

初めは「ご飯と卵と残り野菜を炒めれば何とかできるでしょう。」と適当に作っていたのですが、何も考えずに作るとべちょっとしたものが出来上がってしまい、簡単そうで奥の深い料理であることを知りました。

そこで、「では料理のプロの方たちが教えるパラパラチャーハンの作り方を覚えよう!」と思ったのですが、プロの人たちでも人によって言っていることがバラバラです。

強火説・弱火説・冷ご飯説・炊き立てご飯説、などなど・・。

もちろん料理の正解は一つではないので色々な作り方があって当然なのですが、情報の受け手としては「もう、結局どれを信じたらいいの?よくわからない。」と困惑してしまいます。

そこで、現在パラパラチャーハンの作り方として有名な裏技5つを試してみて、それぞれ本当にパラパラになるのか、どんな特徴があるのかということも含めて実際に調べてみることにしました。

スポンサーリンク
レクタン大

5つの裏技

パラパラチャーハンが作れるといわれている裏技のうち、レシピが見つかった有名どころな裏技が以下の5つです。

  1. 油の代わりにマヨネーズで炒める
  2. 炒める前に卵とご飯を混ぜて炒める
  3. 冷ご飯を焼くようにしてじっくり炒める
  4. ご飯を水と油でほぐし、弱火でじっくり炒める
  5. 炒める前に中華ドレッシングと混ぜて炒める

では、それぞれを作った感想と特徴をまとめていきます。

油の代わりにマヨネーズを使って炒めるチャーハン【コクありスタンダード系】

【パラパラチャーハンを作りたい】マヨネーズを使った裏技炒飯を作った感想。これは意外と・・

レシピ マヨネーズで!パラッと玉子チャーハン」(キユーピーマヨネーズキッチン)
レビュー マヨネーズで卵チャーハン
特徴  温ご飯・卵後入れ
良かった 最初の炒めで硬さが微調整できる・マヨネーズ入りはほぼわからない
気になった 炒め具合によってパラパラ度が不安定・後味のコクに好みがわかれる

これは、マヨネーズで有名なキユーピーさんが公式サイトで紹介している裏技レシピです。

ご飯200gに対して油の代わりにマヨネーズ大1を使って炒めるというもので、そのほかの点は後入れ卵で作るチャーハンと同じです。

マヨネーズを使うのは、マヨネーズに含まれる植物油と卵黄でご飯をコーティングし、パラパラにできるからという理屈によるものです。

実際に作ってみると、失敗したときのべちょっとしたものが1でレストランで出るような香ばしくてパラパラのチャーハンを5とすると、パラパラ具合は3~4でなかなかというところでした。最初のマヨネーズとご飯を炒めるところの時間次第で、短めだとしっとり系に、じっくりだとパラパラ寄りになるので、硬さの幅も出せるチャーハンでした。

また、「マヨネーズ入りなので変な味がするのではないか?」という点も普通に食べる分にはわかりません。ただ、マヨネーズの味はわからないものの少しだけ後味にコクがプラスされるので、そこで好みが分かれるかもしれないという感想でした。

あんまりパラパラしすぎるのはかえって嫌という人にも好まれそうな、スタンダードな硬さから上下に幅を持たせられるシンプルな味付けのチャーハンになっていました。

炒める前に卵とご飯を混ぜるチャーハン【微ポソポソ系】

卵かけごはん(TKG)炒飯を作った感想。

レシピ 「大事なポイントは2つだけ!パラパラチャーハンが驚くほど簡単に出来る方法を発見!」(はてなブログ)
レビュー 卵かけごはんでチャーハン
特徴  温ご飯・卵と先に混ぜておく
良かった 卵をまとった見た目が本格的
気になった 見た目はパラパラだがお米自体は乾き気味

これは最初に卵とご飯をかきまぜてから炒めるというレシピで、卵かけごはんチャーハン、あるいは略称でTKGチャーハンなどと呼ばれる作り方です。

卵かけ炒飯で作る裏技の中でも、混ぜた卵をそのままごはんと合わせて作るもの、黄身だけ混ぜるものなどいろいろありますが、今回は白身→黄身の順に混ぜ合わせるレシピで作りました。

卵がご飯全体をまとっているので出来上がりは黄金色になり、一番ご飯の色合いが良いチャーハンで、見た目に本格さのあるチャーハンでした。

パラパラ具合も3.5~4で、家で作るなら比較的パラパラなできあがりです。

お米自体は食べていくと少し喉がかわくようなパサパサ・ポソポソ感のある感じなので、一言でいうならパラパラ₊微ポソポソといった質感です。この点好みがわかれると思いますが、この質感はこのチャーハンならではだったので、気に入った人には逆に魅力にもなりうるチャーハンでしょう。

冷ご飯を焼くようにしてじっくり炒めるチャーハン【香ばし系】

土井善晴さんのチャーハンを作った感想。

レシピとレビュー じっくり焼きほぐすチャーハン
特徴  冷ご飯・卵先・強→中火
良かった お米に香ばしさがある・調理法を変えるだけの手軽さ
気になった 冷ご飯なのでダマができやすい・レシピの味が濃い

これは土井善晴さんのレシピで、特別な材料を使ったりはせずに、じっくり炒めてご飯を焼くようにして作る、「調理法」に着眼点を置いた炒飯です。

じっくりと火を通しながら冷ご飯を自然にほぐし、抜けてしまった水分は後入れのネギで補うというところが特徴になっていました。

じっくりご飯を焼くようにして作るせいか、ご飯自体に所々香ばしさがあるチャーハンになっていました。パラパラ具合は3.5~4、こちらも家で作るなら成功の部類に入るなかなかパラパラなチャーハンになっていました。

冷ご飯を使う分ご飯のほぐれは良くないので、意識してほぐさないとご飯のダマが少しできやすかったです。また、味付けがそのままだと塩気が強めなので、人によっては味付けの分量は調整の必要があるというところは気になるポイントになっていました。

ただ、特別な物を使わずに調理の仕方だけでここまでパラパラにできるという意味では、充分に効果が実感できた調理法でした。

ご飯を水と油でほぐし、弱火でじっくり炒めるチャーハン【科学系】

【パラパラチャーハンを作りたい④】水島シェフの「炊いたご飯に水をかける弱火チャーハン」を作った感想。作り方が斬新です

レシピとレビュー ご飯に水と油で弱火チャーハン
特徴  温ご飯・卵先入れ・弱→強火
良かった 弱火なので焦げずに安心
気になった 手軽さに欠ける・米を洗うところで好みがわかれる・調理が少し退屈

これは弱火・低温調理のレシピで話題の水島弘史シェフのレシピです。

温かいご飯に水と油をかけたり、火加減は基本弱火など、従来のチャーハンレシピとは大きく異なる斬新な作り方のレシピです。

弱火がメインの調理法なので見た目の変化が小さく、本当にパラパラになるのだろうか?と調理面では不安があったのですが、4つのチャーハンの中ではご飯のダマが一番少ない炒飯が出来上がりました。

パラパラ具合も3.5~4ぐらいで、成功に入るパラパラな出来上がりになっていました。

お米の中は少ししっとり感が残っているところも特徴のチャーハンでした。

レシピが1人前で分量も細かい所と、炊いたご飯を洗うという工程でが人によっては好き嫌いがわかれるでしょう。ただ、既存の作り方にとらわれないという人なら、科学的で新しいチャーハンレシピといえるでしょう。

炒める前に中華ドレッシングと混ぜるチャーハン【手軽さ重視系】

「中華ドレッシングで作るパラパラチャーハン」を作ってみました!家事えもんさんのレシピ。【パラパラチャーハンを作りたい⑤】

レシピとレビュー 中華ドレッシングで作る、失敗しないパラパラチャーハン
特徴  ご飯・卵後入れ・強火
良かった 味付け不要なのが楽・焼き色のついた部分がある
気になった ドレッシング味が少し不思議にも感じる

家事えもんさんのレシピで、(ノンオイルではない)中華ドレッシングを使って作るチャーハンです。

ドレッシングに含まれる酢・油分・調味料を利用するので、味付け不要というところが特徴的です。

パラパラ具合はマヨネーズ炒飯と同じくらいで、そこにドレッシングの味がついている感じです。

味付け不要で作れるので、手っ取り早く作りたい人には一番作りやすいチャーハンでした。

ただ、ドレッシング味は普段づくりの味付けとはちょっと違うなというのがわかるので、気に入ればクセにもなりそうなんだけれど、ちょっと不思議・あるいは簡単な分味が微妙になるとも言える出来上がりだったので、その点は好みがわかれる仕上がりになっていました。

まとめ:どのチャーハンも比較的うまくできあがるが、パラパラの中身が異なった。

炒飯まとめ

家庭でできるパラパラチャーハンの有名な裏技を試してみて思ったのは、どの方法も失敗したときの様なべったりした感じにはならず、変な裏技は一つもなかったということです。

ただ、それぞれパラパラの中身が異なって、パラパラのしっとり系とか、パラパラのポソポソ系とか、パラパラではあるのだけど食べた時の質感がすべて異なったものになっていました。

作り比べて気が付いたこと

一度に多く作らない、むやみに鍋を動かさない

そしてそれぞれのチャーハンレシピを作って収穫だったことは「分量は1~2人前。1度に大量作りは推奨していない」ということ。あとは「調理中は基本鍋を火から離したり、むやみに鍋をふったりはしない」ということでした。

これは家庭で作るチャーハンの基礎として共通項になっているように感じました。

実際に作ってみて、1人前と2人前では、1人前の方がよりうまくできやすかったです。

何かを適当にすると、案外小さなことでパラパラ具合が落ちた

また、慣れてきてごはんや具材の量、調理時間を適当にしたりすると、意外と小さなことでパラパラ具合が落ちてしまったりと出来上がりにバラつきがありました。

なぜそうなったのか?という正確な理由はよくわかっていないのですが、チャーハンを上手にパラパラにできる領域は想像しているよりもずっと狭く、色々な条件が重ならないとできないことなのだろうという風に思いました。

一番おいしかったチャーハンは・・

そして、この4つの裏技のうち、一番おすすめだと思ったパラパラチャーハンは・・・。

土井善晴さんのチャーハンを作った感想。

土井さんの「冷ご飯をじっくりほぐして炒めるチャーハン」でした。

理由は色々とあるのですが、印象的な良かった点は、お米自体に少しの香ばしさがある所がプロのそれを想像させて良い所、じっくり炒めるがネギで水分を補うのでパラパラでありながらパサパサにはならない所、特別な材料は使わないのでどんな場所で作るにも困らないところ。という点でした。

そして、同じくらい良かったのはマヨネーズ炒飯です。

この二つは後日一緒に食べ比べてみたのですが(左:マヨネーズ、右:冷ご飯じっくり)、どちらも家で作るなら満足できるパラパラ具合になりました。

ただ、マヨネーズの方は最初の炒め具合によって出来上がりの硬さに少しバラつきが出てしまったので、「毎回同じ出来上がりになるか?」という点では冷ご飯でじっくりチャーハンの方がより安定していると思いました。

逆に、マヨネーズの方はポイントをつかめば硬さを微調整したりすることもできたので、気分に合わせて自分好みにできる点は逆に伸びしろにもなりうるというチャーハンでした。私は「この二つの作り方をどちらも覚えて使い分けたい。」という結論になりました。

続いてドレッシングチャーハン、弱火チャーハン、卵かけチャーハンという順番になりました。

ドレッシングチャーハンは味付け不要で手軽な所はいいのだけれど、その分少し不思議な味にも感じてしまうところで、1番手にはならない方法だと思いました。

弱火チャーハンも一応パラパラにはできたのだけれど、手軽さなども考慮するとこの調理法にこだわる決め手に欠けました。

卵かけ炒飯はお米のポソポソ感が好みではなかったという理由です。

おわりに

パラパラチャーハン一つをとってもお米の質感はすべて違ったので、色々なアプローチで研究されていて面白かったです。

今回、とりあえずの結論はでましたがまだまだ上を目指したいので、また面白そうな裏技を見つけたら、どんどん試していきたいです。

ということで、なかなかうまくチャーハンが作れずに悩んでいる方がいたら、「冷ご飯でじっくりチャーハン」、一度試してみることをおすすめいたします!

スポンサーリンク
レクタン大
関連記事