美味しい肉じゃがの作り方。有名料理研究家の3レシピを作り比べて一番良かったのはコレでした!【まとめ】

【小林カツ代さん】「肉じゃが」を作った感想。肉に先に味をつける牛肉じゃがです。

和食の中でもまず名前があがる人気の定番料理、肉じゃが。

肉じゃがは世代問わずに好まれやすい味であることに加え、一年中いつでも材料が揃えられる作りやすさも魅力です。

そんな身近な定番料理だからこそ、「そこら辺の適当なレシピで覚えるのではなく、きちんとプロのレシピをまねておいしいものを覚えたい!」と思っていました。

そこで、今回は「有名な料理研究家といえば」といわれてまず名前が挙がるであろう、小林カツ代さん、栗原はるみさん、土井善晴さんの基本の肉じゃがを作り比べて、特徴や感想をまとめてみることにしました。(栗原さんの肉じゃが以外は、すべてメークインを使用して作っています。)

実際に作ってみると調理法や味付けも様々で、色々な発見もありました。

気になる肉じゃががあれば、ぜひ試してみてください。

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小林カツ代さんの肉じゃがの作り方と特徴

レシピ 小林カツ代さん「肉じゃが」(KATUYOレシピ)
レビュー 肉じゃが★4

小林カツ代さんの基本の肉じゃがは肉に調味料を直接かけてしっかり味を付けるのが特徴で、ダシは使わず水をいれて煮ていくレシピでした。

また煮込み時間は10分と3つのレシピの中では一番短く、手順も作りやすいところが特徴的です。

【煮る時間】
小林カツ代さん 約10分
栗原はるみさん 約15分
土井善晴さん 約23分

【小林カツ代さん】「肉じゃが」を作った感想。肉に先に味をつける牛肉じゃがです。

味は3つのレシピのうち「懐かしい肉じゃが」という言葉が一番似合うような味で、肉には下味がちゃんと入っていて、ジャガイモと玉ねぎはほっくりとした甘みがあります。

良い意味で無難な味付けの肉じゃがになっていました。

味の入りはお肉>ジャガイモ≧たまねぎで、お肉以外の具には醤油の入り方が弱いです。なのでその点だけ好みがわかれそうなところでしたが、ジャガイモ自体のおいしさが楽しめてそれはそれでよかったです。

「小さいころに給食や家庭で食べた肉じゃがってどんなだったかな・・」と考えるとカツ代さんの肉じゃがが一番近く、昔ながらの味を大切にしたい人にはカツ代さんの肉じゃがレシピが気に入りやすいでしょう。

栗原はるみさんの肉じゃがの作り方と特徴

レシピ 栗原はるみさん「肉じゃが」(みんなのきょうの料理)
レビュー 肉じゃが★5

栗原はるみさんの肉じゃがは先にジャガイモを炒めるところが特徴的です。こうすることで味にコクがでるのだそうです。

また、2017年10月に公開された新しい分量のレシピでは、煮た後に牛肉を入れるのが特徴になっていました。

【調理の順番】
栗原はるみさん ジャガイモ→玉ねぎ→煮る→肉
小林カツ代さん 玉ねぎ→肉→ジャガイモ
土井善晴さん 肉→ジャガイモ→玉ねぎ→白滝→肉

【栗原はるみさん】「肉じゃが」を作った感想。じゃがいもを先に炒めるレシピです。

味は、以前のレシピだと3つの中でいちばん甘さを前に感じやすい肉じゃがで、甘くて濃いめの肉じゃがが好きな人により合いやすい味加減になっています。

【栗原はるみさん】「肉じゃが」を作った感想。じゃがいもを先に炒めるレシピです。

また、新しくなったレシピだと味の濃さや甘さが少し控えられていて、濃くはないけど少ししっかりめくらいの出来上がりになります。新レシピはお肉が柔らかく仕上がるので、万人受けという意味では新しいレシピの方がよりおすすめです。

土井善晴さんの肉じゃがの作り方と特徴

レシピ 土井善晴さん「肉じゃが」(みんなのきょうの料理)
レビュー 肉じゃが★5

土井さんはダシや水を使わずに酒1/2カップを入れるだけで、あとは野菜からの水分で作る調理法が特徴です。

【ダシと水を使うか】
土井善晴さん ダシ・水なし
小林カツ代さん
栗原はるみさん ダシ

また、肉の少量を先に炒めて旨味をベースにするという具材の調理順も独特で、水やダシを使わないせいか、一番牛肉のおいしさが残っていた肉じゃがでした。

【調理の順番】
土井善晴さん 肉→ジャガイモ→玉ねぎ→白滝→肉
小林カツ代さん 玉ねぎ→肉→じゃがいも
栗原はるみさん じゃがいも→玉ねぎ→肉

また、3人の中で一番砂糖の量が多いところも特徴です。

【砂糖とみりんの量/具材量】
小林カツ代さん 砂糖大1+みりん大1/約1000g
栗原はるみさん 砂糖大4+みりん大3/約1350g
土井善晴さん 砂糖大さじ5/約1230g

ただ、作ってみると最後には汁気がほとんど残らず醤油の味が砂糖に負けないくらい染みるので、感じる甘さが相対的に下がり、そこまで甘ったるいというところまではいきませんでした。(とはいえ、私が作るときは少しだけ砂糖を減らしています。)

大きく切った野菜の表面には醤油がしみてところどころ焦がし醤油のような色の変化がある反面、中は蒸し野菜のように素材の甘みが引き出されています。


基本の肉じゃがというよりは野菜を良く知っている農家の人が作ってくれそうな「知る人ぞ知る肉じゃが」という感じのレシピで、その分気に入った人は何度も作りたくなるような個性もある肉じゃがになっていました。

まとめ

栗原はるみさん、小林カツ代さん、土井善晴さんの肉じゃがレシピを作ってみて意外だった共通点は、ともににんじんを使って折らず、お肉は牛肉を使っているというところでした。

価格を考えると豚の方が嬉しいのだけど、きっと牛の方がおいしくできる何かがあるのかな?と思いました。

そして、それぞれの肉じゃがを作ってみて感じたことを簡潔にまとめるとこのような感想になりました。

小林カツ代さんの肉じゃがの感想

懐かい味といわれて一番しっくりくる味。いい意味で無難な味付けの、王道タイプの作りやすい肉じゃが。

栗原はるみさんの肉じゃがの感想

しっかり味が好きな人が好みやすい味。カツ代さんより甘さも味の濃さもプラスされているぶん、味の入りも良い肉じゃが。

新しい方のレシピはお肉が柔らかく仕上がるので、牛肉がパサつくのが嫌と言う人には合いやすいです。

土井善晴さんの肉じゃがの感想

野菜のおいしさも味わいたい人や農家飯が好きな人向け。蒸しの要素もある少し個性派の肉じゃが。

という印象でした。

一番おいしかったと感じた肉じゃがは・・

そして、個人的に一番おいしいと思ったのは、土井善晴さんの肉じゃがでした。

良かったところは、汁気がほとんど残らない分醤油もしっかり入り、ところどころ焦がし醤油のような醤油の色と味がついていて、そのムラ感がかえって魅力的なおいしさだった所、野菜を大きく切ることで肉じゃがでありながら野菜のおいしさも大切にされているところがこの肉じゃがならではで良かったです。

変に奇をてらうために水やダシをなしにしたのではなく、そうしたからこそのおいしさが引き立っている肉じゃがになっていたところが良かったです。

ということで、現在は土井善晴さんの肉じゃがを気に入っていて、特に作っています。

まだまだ覚えたい基本の料理は沢山あるので、他の料理も作り比べていきます。

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