「最強のミートソース」を作りました。
きょうの料理、コウケンテツさんのレシピで「最強のミートソース」というタイトルで紹介されていたので「最強なら作るしかない!」と思い試してみました。
主な材料は牛切り落とし肉、たまねぎ、にんじん、セロリ、ローリエ、赤ワイン、トマトの水煮缶、パルメザンチーズです。
では、作り方と作った感想です。
内容
作り方
材料(4人分)
好みのパスタ | 320g |
牛切り落とし肉 | 300g |
たまねぎ(みじん切り) | 1コ分(200g) |
にんじん(みじん切り) | 1/2本分(50g) |
セロリの茎(みじん切り) | 1/2本分(50g) |
にんにく(みじん切り) | 1かけ分 |
ローリエ | 1枚 |
赤ワイン | カップ1 |
トマト水煮 | 1缶分(400g) |
砂糖 | 大さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/2 |
バター | 大さじ1弱(10g) |
パルメザンチーズ(すりおろす) | 大1 |
パルメザンチーズ(すりおろす) | 適量(粉チーズ可) |
黒コショウ | (粗挽き)適量 |
●オリーブ油・塩 |
作り方
- 牛肉は、大きい場合は食べやすい大きさに切る。
- フライパンにオリーブ油大さじ1を熱してAを入れ、しんなりするまで7~8分間、中火で炒める。焦げそうになったら、水大さじ1を加える。
- 2があめ色になってきたら端に寄せ、あいたところに1の牛肉を両手で固めるように一塊にまとめて置き、ローリエをのせる。
- 肉とローリエの上に炒めた野菜をのせ、2本の木べらでハンバーグのように形を整えながら焼き付ける。
- 4を野菜ごと裏返し、同様に焼き付ける。
- 肉全体の色が変わったら、赤ワインを加える。木べらで肉をほぐしてワインとなじませながら、煮汁が半量になるまで4~5分中火で煮詰める。
- 6にBを加え、15分ほど煮詰める
- 鍋に湯1.5ℓを沸かして塩大さじ1を入れ、パスタを袋の表示時間より2分間短めにゆでる。途中、玉じゃくし1杯分のゆで汁を7に加える。
- 7に湯を切ったパスタを加え、1分間ほどあえる。Cを加えてサッとあえ、器に盛ってDをかける。
情報元:きょうの料理 コウケンテツさん「最強のミートソース」2017.04.03
では、作ってみます!
「最強のミートソース」を作ってみました!
下準備
セロリ、にんじん、たまねぎ、にんにくはそれぞれみじん切りにしておきます。
牛肉は、食べやすい大きさに切っておきます。
ミートソース作り
フライパンにオリーブ油大さじ1を熱してA(たまねぎ、にんじん、セロリ、にんにく)を入れ、しんなりするまで7~8分間、中火で炒めます。焦げそうになったら、水大さじ1を加えます。
時間通りではあめ色にならなかったので、時間を少し追加しました。
あめ色になってきたら端に寄せ、あいたところに牛肉を両手で固めるように一塊にまとめて置き、ローリエをのせます。
一塊にすることで、肉の旨味を逃さないのだそうです。
肉とローリエの上に炒めた野菜をのせ、2本の木べらでハンバーグのように形を整えながら焼き付けます。野菜の旨味が肉にしみ込む効果があるのだそうです。
野菜ごと裏返し、同様に焼き付けます。今度は肉の旨味が野菜にしみ込みます。
肉全体の色が変わったら、赤ワインを加えます。
木べらで肉をほぐしてワインとなじませながら、煮汁が半量になるまで4~5分中火で煮詰めます。
5分後です。
B(トマト水煮、砂糖、塩)を加え、15分ほど煮詰めます。
15分後です。ソースのもったり部分が少なめです。
【追記】放送でももったり少なめの出来上がりになっていました。
パスタを茹でる
鍋に湯1.5ℓを沸かして塩大さじ1を入れ、パスタを袋の表示時間より2分間短めにゆでます。
・・と、ここで1.5ℓを用意して悩んでしまいました。
どう考えても4人前のパスタを1.5ℓでゆでるの少なすぎで、怖いです。なるべくレシピ通りにやりたかったのですが、これはうちでは無理そうだと思い仕方なく2倍量にしました。
途中、玉じゃくし1杯分のゆで汁をソースに加えます。
湯を切ったパスタを加えて1分間ほどあえて、C(バターとパルメザンチーズ)を加えてサッとあえ、器に盛ってD(パルメザンチーズと黒コショウ)をかければ完成です。
できました。
では、いただきます。
感想
良かったところ
牛肉が薄切りなので食べごたえがある
ソースの部分はトマトの酸味はあまり感じず、野菜の甘みのほうをやや強く感じます。お肉が挽肉ではなく薄切り肉が入っているので、食べごたえがあるところは良かったです。
気になったところ
最強かといわれると
このレシピを作った一番の理由はなんといっても最強とうたわれていたところだったのですが、普通よりはおいしかったけれど、また作りたい!と心が動くような印象まではいかなかったです。おいしさよりは手間の方が勝ってしまう感じ、最強という言葉には少し大げさに感じました。
ミートソースよりボロネーゼみたいだった
あと、ミートソースは最後の煮詰める15分でほとんど汁気がなくなってしまい、食べてみるともったり感のあるミートソースよりはポロポロと絡んだボロネーゼ風という言葉の方があっているパスタでした。具の量も多いので、ソース感が少ない、あるいは具沢山という感じです。
うちはもっとソースがもったりしているものをミートソースとしてい食べているので、家族もこれをミートソースパスタというにはしっくり来ていない様子でした。
レシピには最後の煮詰めの火加減や見た目の目安の説明がなかったで、わかりにくかったです。
ただ、作り慣れている人なら時間を調整することで好みの状態に近づけられると思います。
レシピがところどころ参考にならなかった
あと、野菜があめ色になる8分は全然足りなかったり、パスタの湯量が4人前で1,5リットルが凄く少なくてレシピを信じるには不安になってしまうところ、塩のいらないパスタの場合はゆで汁の調整はどうしたらよかったのかなど、レシピ通りにやってもところどころ不安になってしまう点があり、何度も作るには気が引けてしまうところがありました。
結論:本当に最強のミートソースだった?→普通よりおいしかったですが、最強かといわれると「うーん。」でした。ミートソースよりボロネーゼ風に。
(おすすめに近い)ふつうレシピ!
牛肉を塊にして野菜と肉ののうまみをしみ込ませる、本格ミートソースパスタレシピ。
牛肉は薄切り肉を使っているので食べごたえがある点は良かったです。
ただ、手間の割には驚くようなおいしさまではいかず、最強と言われて作った身としては少しおおげさだと思いました。
レシピ通りに作るとソースがしっかり煮詰まってミートーソースよりはボロネーゼ風の出来上がりになったので、好みで時間を調整してもよさそうでした。
とはいえ最強ではなかったですが、ボロネーゼとして見れば普通よりもおいしかったです。